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「これ、イタリアで人気なんだよね」とか言ってみたくないですか!?

【フォトレビュー】2段ヒンジのスタイリッシュノートPC「FlyBook VM7600」

2008年01月31日 15時00分更新

文● 編集部 橋本 優

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よし、変形だ!!


 VMは、ディスプレーのヒンジ部に米インテル社と共同開発した「Airline Friendly(エアライン・フレンドリー)」と呼ばれる機構を採用している。その機構は写真で紹介する。

まずはディスプレーを持ち上げて首を上に引き伸ばし……

まずはディスプレーを持ち上げて首を上に引き伸ばし……

ディスプレーを上方向に向ける

ディスプレーを上方向に向ける

そのまま前方にディスプレーを倒すと変形完了

そのまま前方にディスプレーを倒すと変形完了

正面から見るとこんな感じ

正面から見るとこんな感じ

で、いったいどんなシチュエーションで役立つのか?


 すごい変形ギミックであることは分かったが、これって、いったいどんなシチュエーションで役に立つのだろうか? 考えてみたがよくわからないので、とりあえずFlyBookの公式ページをチェックしてみた。すると、

 「“エアライン・フレンドリー(狭いスペースでも使いやすく)”という人間工学(エルゴノミクス)コンセプトのもと、世界ではじめての視角効果をもたらすディスプレイ機構を~」と書いてある。難しいことはよくわからないが、つまり狭い場所でこそ役に立つようだ。

 ということで、狭い場所で使ってみることにした。

わが机の下にもぐりこんでみる

わが机の下にもぐりこんでみる。(いろんな荷物が押し込まれているので)幅はわずか56cm。ヒンジ角度限界の75度で見やすい画面表示になる。この状態ではキーボードは視認できないので、ブラインドタッチのスキルがものを言う

 結論としては、かなり狭い場所でも適正な角度でディスプレーを見ることができるのが強みだ。特に、列車や飛行機のリクライニングシートのトレーは奥行きのスペースが狭い上に、前の人のリクライニングの角度によっては十分にディスプレーを開けないこともある。しかし、FlyBook VMの機構であれば、リクライニングの角度にかかわらず真正面から画面を見ることができるのだ。反面、キーボードが視認できないので打ちにくくなるのはデメリット。少なくとも、ブラインドタッチができないとキーボードの使用は諦めざるをえない。

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