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松下電器、動画から静止画を切り出して印刷できるフォトプリンター「KX-PX30」を発表

2008年01月30日 15時57分更新

文● 編集部 小浜雅胤

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  松下電器産業(株)は30日、昇華型の小型フォトプリンター「KX-PX30」を発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万3000円前後。2月9日に発売予定。

KX-PX30

KX-PX30

 KX-PX30は、2006年10月に発売された「KX-PX20」の後継機種(関連記事)。本体中央に、画像プレビュー兼操作用の3.6インチのIPS方式TFT液晶ディスプレーを備えており、内蔵のSDメモリーカードスロットから画像を読み込んでカメラから直接印刷できる。PictBridge対応デジカメとUSBで繋いで、カメラから印刷することも可能だ。今回から「赤外線ワイヤレスプリント」にも対応し、赤外線通信機能付きの携帯電話機で撮った画像を受信して印刷できる(IrDA、IrSimple両対応)。

 また、新機能として動画から静止画を切り出して印刷できるムービーシーンプリント」が搭載されている。同社のデジタルビデオカメラで撮影したAVCHD形式のHD動画や、デジタルカメラなどで撮影したMotion JPEG形式の動画から、1コマもしくは複数コマを切り出すことできる。同社のデジタルカメラ“LUMIX”シリーズで撮影した写真を、撮影時に記録された情報を基に自動で画質補正する機能「ビビッドトーン」も従来通り装備する。電源は付属のACアダプターを利用し、バッテリー駆動には対応しない。

対応用紙サイズ
L判(89×148mm)
ポストカード(101×180mm)
ワイドサイズ(101×208mm)
1枚あたりの印刷時間
L判:48秒
ポストカード:82秒
ワイドサイズ:60秒
印刷解像度
300×300dpi
インターフェース
USB×2、RCAピンジャック(映像出力用)
メモリーカードスロット
SDメモリーカード、SDHC、MMC
本体サイズ、重量
幅約175×奥行き131×高さ62.5mm、1030g(本体のみ)/1220g(Lサイズインクカセット、Lサイズペーパーカセット含む)
対応OS
Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional/2000 Professional


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