このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第38回

トコトコトコ~、登って降りてネコは階段が好き

2008年01月30日 00時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 屋内で飼われている猫にとって階段はかっこうの遊び場。昇り降りが楽しいのみならず、見知らぬ客が来たときの逃げ道としても有効である。

階段の上からじっと見下ろす猫

友人の家にて、階段の上からじっと見下ろす「ミケ」(2004年10月撮影 富士フイルム「FinePix F810」)

 でも逆のパターンもある。雨の日、アパートの2階から出かけようとしたら、たまたま階段で猫が雨宿り中。「ああごめん」と思う間もなく、びっくりして雨の中へ去ってしまった。予想外の方向から人間が現われて驚いたのだろうなあ。それでも写真は撮る。猫って予想外のことが起きると一瞬フリーズするので、その間にカメラを取り出せるかが勝負なのだ。こんなとこで勝負してもしょうがないんだけど。

階段で雨宿りしてた猫

古いアパートの階段で雨宿りしてた猫。逃げる瞬間なのでちょっとブレてる(2002年9月撮影 三洋電機「DSC-MZ3」)


 最後は爽やかに川原の階段猫を2枚。

多摩川の猫

造成中の宅地をバックに階段猫。階段の上は多摩川サイクリングロードの土手(2002年10月撮影 キヤノン「Powershot G3」)

階段でぺろり

多摩川サイクリングロード沿いの階段で、いつもくつろいでる猫。人がいるのも構わずペロリ(2006年1月撮影 リコー「GR Digital」)

 人になれてる猫にとっては、階段はほどよいサイズのくつろぎ場所である。



筆者紹介─荻窪圭


著者近影

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は2月6日掲載予定

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン