電子ペーパー技術を使ったデザインケータイも
続いて、春モデルのプレゼンテーションが行なわれた。春モデルのコンセプトは「Design」「Global」「UI」の3つである。
Designでは、液晶パネル部裏面に電子ペーパーディスプレーを搭載した「W61H」や、端末ライト(ヒカリ)の表現にこだわった「W61T」「W62SA」「W61K」「W61SH」といった4機種が紹介された。
Globalでは、au携帯電話として初となるGSMネットワーク対応機「W62S」が登場。従来の同社の国際ローミングサービスでは、CDMAネットワークのみに対応しており、GSMネットワークで利用するには、au ICカードが利用できる海外用携帯電話機を併用する必要があった。W62Sでは、本体がGSMネットワークに対応するため、海外にそのまま持って行って利用できる。
利用可能な国・地域は、約180ヵ国・地域で音声通話が可能なほか、約100ヵ国・地域でEZwebなどのパケット通信サービスも利用可能となる。
UIでは、ライフスタイルに合わせたメインメニューを各機種にて複数用意し、より自分の好みに合ったメニューで便利に使うことができる。
女性向けの「フェイク着信」など新サービスも
春モデルから提供開始する新サービスとしては、女性の夜の一人歩きをサポートする機能として「フェイク着信」、気象庁からの緊急地震速報が端末に一斉に届く「緊急地震速報」、端末のカメラで撮影した画像から情報が検索できる「カメラでケンサク!ERサーチ」を発表した。
各機種の概要は以下の通り。
CMキャラクターに「嵐」の5人が登場!
最後に今春から放映予定のCMに、今までのCMキャラクターである女優の仲間由紀恵さんに加えて、5人組のアイドルグループ「嵐」のメンバーが出演することが発表された。
会場で放映されたダイジェストムービーは、嵐のメンバーがひとりひとり電話で誰かと話しながら「庭?」とつぶやくもの。その電話相手は、「auの庭」でガーデニングをしている仲間由紀恵で、どんどん新しいものをみんなで作って行こう、ということを表現しているという。