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日本のアニメ業界はバケモノか! 人気作のDVD-BOXが怒涛の大攻勢!

2008年01月26日 21時30分更新

文● 伊藤 真広

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 秋アニメのDVDリリースがやっと一段落したと思ったら、名作と名高い作品の数々がお求めやすい価格のDVD BOXとなって登場。厳しい懐事情を直撃する形となった。
 BOX作品として発売されたなかでも注目されていたのは「戦闘妖精雪風」だ。ほぼ次世代ディスクとして勝利を掴んだといっても過言ではないBlu-ray版とDVD版が同時に発売されたため、ユーザーがどちらを購入するかといった点でショップも気にしていた。なお、収録されている作品はまったく同じで、本編186分に33分の特典映像の合計219分。価格は、Blu-ray版が2万2500円前後に対して、DVD版が1万3500円前後と1万円近い金額差となっていた。
 さて、売れ筋はどの製品なのかとショップスタッフに話を聞いてみたところ、取材をしたほとんどの店舗で、パチンコでリバイバルブームが訪れている「 創聖のアクエリオン」のDVDBOXを挙げていた。こちらは通常のDVD画質で、DVD8枚組み仕様となっていた。テレビで放送された全26話はもちろんのこと、映像特典としてノンクレジットOP/ED、そしてメカの解説などのテレビシリーズDVD版で特典映像も収録しているというサービスっぷり。価格は2万7000円前後だ。

Blu-ray版の表面には、雪風のラインアート。DVD版では深井零とブッカー少佐の二人が描かれていた
映像特典には新たに編集し直された「 創聖のアクエリオン」と「Go Tight!」のテロップ付PVを収録しているぞ

 ジェネラル藤山氏がお伝えしているフィギュア記事でも過激な衣装とポーズでおなじみの「一騎当千」。こちらも早くもDVD BOXとして登場した。「一騎当千」といえば、三国志に登場する武将の魂を封じ込められた勾玉を持つ、巨乳を通り越した、爆乳の美少女高校生たちが戦いを繰り広げる格闘アニメ。テレビ放送では、パンチラシーンはもちろんこと、裸や失禁などといった過激なシーンが描かれていたため、放送の一部では修正が入っていた作品だが、DVD BOXに収録されているのはテレビ放送を収録したDVD同様、修正を施されるまえの映像が収録されている。なお価格は1万6000円前後だ。
 格闘アニメだが、一騎当千とは違って野趣あふれる(?)男のたちが格闘を繰り広げる「スクライド」が、サウンドをドルビーデジタル5.1chへリニューアルしてDVD BOXとなって発売された。余談になるが、小説で「スクライドアフター」などを発売した兵頭一歩氏は、「おおきく振りかぶって」や「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」などで脚本を担当をしているぞ。販売価格は、3万1800円と他のDVD BOXに比べるとちょっと高めとなっている。
 懐かしいところでは、日本が世界に誇る日本アニメ界の巨匠宮崎駿の原点ともいえるテレビアニメ「未来少年コナン」がDVDBOXとなって蘇った。ナウシカやラピュタなどを連想させるシーンが多く、日本のアニメを語る上では必ず見ておかなければならない作品が、放送から30周年を経て、1万6000円とお求め安い価格で発売された。まだ鑑賞の機会を得ていないの人はぜひ購入して見てもらいたい作品だ。

BOXが塩崎氏の描き下ろしはうれしいのだが、乳が、乳が、でっかい乳が描かれてないよ!!
DVDBOXに収められているDVDのパッケージイラストはキャラクターデザインを担当した平井氏の描き下ろしとのこと
30周年記念パッケージのため、生産は2009年1月24日までの1年間限りとなっている

 90年代を代表するアニメのひとつとして挙げられることの多い「天空のエスカフローネ」。2000年にまったくの新作として公開された「劇場版 エスカフローネ」がBlu-ray版として帰ってきた。映像の美しさなども語り草になっている作品がハイクオリティな映像として8000円前後で蘇るのであれば、ファンは購入しておくべきだろう。
 そのほか「ピンポン」などで日本映画界に衝撃を走らせた曽利文彦監督が昨年の夏に公開した3Dライブアニメ映画「ベクシル 2077 日本鎖国」のDVDが登場。曽利監督といえば、2004年に士郎正宗原作の「APPLESEED」の劇場版で監督をしたことで、ご存知の方も多いと思う。「APPLESEED」で実験的に用いられた3Dライブアニメの進化系が本作と言っても過言ではないだろう。

「劇場版エスカフローネ」は日本だけではなくアメリカなど数多くの国で公開された。今回は北米版のプロモーション映像を収録している
特別装幀版がHDDVDとDVDの2枚がセットで、9300円前後となっていた

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