本日秋葉原ダイビル2階で、各種PCパーツメーカによる「自作パソコンが好き!」という人のためのイベント「DIY PC Expo 2008」が開催。たくさんの自作ユーザーが会場に訪れていた。
同イベントは代理店であるアスクが取り扱うメーカーを中心に新製品の展示やデモンストレーションによる自作パソコンの提案というのが目的。会場では新製品の展示以外にも「自作体験コーナー」でビデオカードやファン交換などの体験、「セミナーブース」では、AMDやNVIDIAといった注目企業による、製品の紹介やデモンストレーションが行なわれた。以下に会場内で目に付いた注目製品を紹介する。
会場では新製品の展示以外にも「自作体験コーナー」でグビデオカードやファン交換などの体験、「セミナーブース」では、AMDやNVIDIAといった注目企業による、製品の紹介やデモンストレーションが行なわれた
新型BIOS「EFI」採用のMSI製P35マザーがデモ
既存のBIOSに代わる新型BIOS「Extensible Firmware Interface(EFI)」を採用するという「P35」搭載のLGA 775対応マザーボード「P35 Neo3-EFINITY」を展示していたのがMSIだ。
グラフィックを多様した視認性の高いメニュー画面はマルチランゲージ対応のため日本語表示。マウスでの操作も可能だ。またEFIに搭載される「プレOS」機能によりメディアプレーヤーやゲーム、ブラウザなどがWindowsを起動することなく使用可能。LAN環境の構築も可能だという。なお、MicrosoftはWindows Vista 64bit版のService Pack 1でEFIをサポートする予定。「P35 Neo3-EFINITY」自体は予価は未定ながら来月には発売となるという。
グラフィックを多様した視認性の高いメニュー画面はマルチランゲージ対応のため日本語表示。マウスでの操作も可能。「プレOS」機能によりメディアプレーヤーやゲーム、ブラウザなどがWindowsを起動することなく利用できるという
ThermaltakeはPC管理規格「ESA」対応PCが動作中
Thermaltakeの展示ブースではNVIDIAが昨年発表した電源や冷却システムを管理する規格「ESA」対応のPCシステムがデモ中だ。筐体内温度やシステムの動作状況を監視し、動的に電源出力やファンの動作を制御できるという機能で、具体的にはPCケース、電源ユニット、冷却システムといったPCを構成するコンポーネントの状態を各種センサーで収集し、それらが集めた情報をアプリケーション上で監視、管理するというもの。
展示ブースでは各種センサーを搭載した「ESA」対応のPCケースや電源ユニットなどを搭載してデモをしており、それぞれパーツがグラフィックで描かれたメニュー画面から実際にファンの回転数などを変更するといった様子を公開している。PCシステムを一体で管理するには非常に分かりやすいツールとなっている印象を受けた。
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