松下電器産業(株)は24日、日本語・英語OCRソフト「読取革命Ver.12」を発表した。発売は2月29日。価格は1万2800円。
読取革命Ver.12は認識精度が向上し、旧バージョンの「読取革命Ver.11」と比べて誤読率を約30%削減しているという。また、今回からOffice 2007のファイル形式に対応し、docx、xlsx、pptxへの変換が行なえる。さらにPDFファイルのテキスト解析機能を搭載し、テキストを含んだ形式のPDFファイルはレイアウトをそのまま変換できる。複雑な表の罫線やセルの背景色なども再現し、認識結果の数値はExcelに数値として出力して計算式に使用したり、罫線のない表も認識結果をセルごとに出力することができる。レイアウト認識のロジックを一新し、縦書き・横書きテキストに画像や図表などが混在した原稿も位置関係を認識し、再現性を向上しているという。
従来の製品と同じくQRコードの認識に対応するほか、音声で認識結果の確認を行なえる「認識結果の読み上げ」機能や、画像ファイルをダイレクトにPDFファイルに変換できる「簡単!PDF変換」を搭載する。
対応OSはWindows Vista(32bit)/XP/2000 Professional。価格と製品のバリエーションは以下のとおり。
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PTS-RPN0012(製品版) 1万2800円
PTS-RPV0012(バージョンアップ版) 6800円
PTS-RDN0012(ダウンロード版) オープンプライス
PTS-RLN1205(5ライセンス) 4万2000円
PTS-RLN1210(10ライセンス) 7万4550円
PTS-RLN1225(25ライセンス) 16万125円