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松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 第12回

疲れにくいワンセグケータイ「W61SH」

2008年01月24日 14時00分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

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女性にもやさしい、カワイイAQUOSケータイ


 そこに登場したのが今回の本題である「W61SH」である(関連記事)。

ディスプレーを回転

W61SHのディスプレーを回転させたところ。画面のセンターと端末のセンターがほとんど一致していて、モノの立ち姿としてキレイ

 2.8インチとAQUOSケータイとしては控えめ(といっても大きいですが)の液晶パネルを採用した結果、幅は50mmを切る48mmとスマート化された。しかもワンセグは5時間20分もの長時間視聴にも対応して、メールや電話が多いユーザーにも安心してワンセグを楽しむ機会を与えてくれる。

 本体は角が立ったソリッドなデザインで、ビビッドなピンクのカラーリングが何とも可愛らしい。ちょうど、佐藤可士和さんがデザインした「N703iD」のピンクのイメージに近いだろうか。おサイフケータイに対応したり、ボディの内側に仕込まれたLEDが光るイルミネーションも印象的だ。

キーボード

十時キーにはパターンの違う表面処理が施してあり、角度によって表情を変える。大きな文字の数字ボタンはシンプルで押しやすい

サブディスプレー

端末を閉じた状態。サブディスプレーはプラスチックの裏からLEDで表示するというもの。時計だけでなく様々なアニメーションも表示してくれて、端末を閉じるのが楽しくなる

 折りたたみのヒンジは、折りたたみ端末としてのフルオープンの位置だけでなく、ディスプレーを回転させたワンセグ視聴の時に最適なポジションでも止まるようになっている。これで枕元でも、自立して、しかも横長で、手元のテレビとしての役割をキチンと果たしてくれる。

 夜、寝しなに枕元で充電しながらワンセグをつけて、オフタイマーをかけて、ザッピングしながら眠りに就く、なんていうワンセグ生活は、仕事に遊びに忙しい女性にとってぴったりな使い方だ。

 W61SHなら、毎晩ワンセグを見ていても、筋肉痛になってしまうこともないだろう。


筆者紹介──松村太郎


ジャーナル・コラムニスト、クリエイティブ・プランナー、DJ。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ライフスタイルとパーソナルメディア(ウェブ/モバイル)の関係性について探求している。近著に「できるポケット+ iPhoto & iMovieで写真と動画を見る・遊ぶ・共有する本 iLife'08対応」(インプレスジャパン刊)。自身のブログはTAROSITE.NET



*次回は1月31日掲載予定


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