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実売10万円前後で値頃感が出てきた

【レビュー】MPEG-4 AVC対応の次世代DVDレコーダー 東芝「VARDIA RD-A301」

2008年01月27日 01時24分更新

文● 編集部 橋本 優

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使いこなすにあたって
知っておかなければならないこと


 操作メニューは比較的分かりやすいと思うのだが、メニューを操作していくうちに登場する専門的な用語が敷居を高くしている。特に、録画方式は事前に覚えておかないと混乱することになる。デジタルハイビジョン番組をそのままの画質で保存する「TS」と、任意の画質のMPEG-2への変換(デジタル放送の場合は再変換)を行なう「VR(RE)」、そして冒頭で紹介した新モード「TSE」の3つだ。

 加えて、メニューを使わない操作――例えば今見ている番組を録画したいという場合は、単純に「録画」ボタンを押せばいいわけではないので少しややこしい。

「録画」ボタンと「録画モード」ボタンはリモコン下方の蓋の中にある

「録画」ボタンと「録画モード」ボタンはリモコン下方の蓋の中にある

 どんな操作が必要かというと、まずはリモコンの「ドライブ切り替え」ボタンで保存先(HDDか光ドライブか)を決める。次に「W録」ボタンを押して、上記の録画方式を選択する。3つの方式のうち、TSEについては現在のところ直接録画は不可能なので、選択できるのはTSかVRとなる。さらに、Wチューナー搭載のVARDIAでは、TSには「TS1」と「TS2」としてチューナーごとに設定が可能で、このTS1/2で2番組同時録画が可能だ(同一番組の録画も可能)。

「録画設定メニュー」

「録画設定メニュー」

 VRで録画する場合は、「クイックメニュー」から「録画品質設定」を選んで画質の設定を行なう。画質は最大で5つまで登録でき、一度登録すればリモコンの「録画モード」ボタンを押すことで、順々に切り替えられる。現在のどの録画品質を選択しているかは本体の表示窓で確認する。そして、最後に「録画」ボタンを押すことで録画が開始される。

TSEを選択しても、現状ではVRモードに切り替わる

録画品質設定で「TSE」を選択することも可能だが、いざ録画しようとすると「VR」モードに切り替わってしまう

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