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中国IT小話――中国最新統計を読み解く 高価な機種への憧れが鮮明に

2008年01月18日 20時46分更新

文● 山谷剛史

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プリンターはHPが人気
インクなどの消耗品の純正品利用者は少ない


 プリンター、スキャナー、プロジェクターのいずれかを企業や学校や家庭で利用しているのは回答者全体の9割強にのぼる結果に。利用しているプリンターの種類(複数回答可)では、インクジェットプリンターが53.79%で最も多く、レーザープリンターは44.48%が、複合機は38.51%が利用しているという結果となった。

 利用しているインクジェットプリンターのメーカーは1位より「HP(38.05%)」「エプソン(28.26%)」「キヤノン(18.18%)」、レーザープリンターでは1位より「HP(58.32%)」「エプソン(12.10%)」「サムスン(8.07%)」という結果となった、複合機では1位より「HP(40.39%)」「エプソン(11.56%)」「キヤノン(11.07%)」という順になった。

 利用用途(複数回答可)は、テキストの印刷が81.49%で最も多く、画像の印刷は52.18%、写真の印刷は28.74%にとどまった。

 インクやトナーは半数以下の32.41%が純正品を使用していると回答し、残りは互換品を使用していると回答した。



デジカメは去年一気に普及


 デジタル製品の所有率は調査対象の、61.16%がデジタルカメラを、78.03%がポータブルオーディオプレーヤーを、37.69%がポータブルビデオプレーヤーを取得している。特にデジタルカメラは前年までの例年調査で4割前後の数値で推移していたので、去年一年で急速に普及してきたといえる。

 デジタルカメラについて、所持している製品のメーカーは「キヤノン(20.82%)」「ソニー(19.32%)」「ニコン(14.87%)」「サムスン(8.42%)」「コダック(7.67%)」「リコー(5.86%)」「オリンパス(4.51%)」「富士フィルム(3.91%)」となった。

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