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モバイルノート先進国の日本で受け入れられるか?

MacBook Airの神髄は「引き算のデザイン」

2008年01月17日 21時33分更新

文● 編集部 広田稔

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モバイルノートだから、やっぱり日本向け?


 もうひとつ白黒はっきりさせたかったのが、MacBook Airは日本のユーザーを意識して作られたノートなのかということ。

 思い返せばMacの新しいノートが発売されるたびに、日本のユーザーから「もっと軽いノートが欲しい」「せめて2kgは切ってくれ」という声が上がっていた。アップルジャパンやMacの販売店にとっては、とても辛い状況があったかもしれない。

PowerBook 2400c

懐かしさを覚えるMacユーザーも多いであろう「PowerBook 2400c」

 近年、最も小型だった12インチのPowerBook G4でさえ2.1kgだ。1997年に発売され日本のユーザーがこぞって求めた小型軽量マシンの「PowerBook 2400c」は約1.98kg。「母艦」とドッキングするノートとして名をはせた「PowerBook Duo」シリーズの最も軽いものでも1.9kgだった。

 そこに1.36kgという圧倒的な軽さのMacBook Airが登場したわけだから、これは「YOUたち、買っちゃいなよ!」という日本人に向けたジョブズの熱いラブコール(?)に違いない。

 アップルジャパンの公式見解としては、MacBook Airは「普遍的な価値を持つ製品で、世界中のどのお客様にとっても最高の製品である」ということで、ことさら日本人向けの製品ではないようだ。とはいえその一方で、「日本のお客様には、大変喜んでいただけるのでは」ともコメントしていた。

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