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フルHDのAVCHD録画モデルの決定版

ソニー、長時間録画&顔認識機能搭載の新ハンディカムを発表!

2008年01月17日 15時25分更新

文● 編集部 小西利明

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マニュアル撮影を強化 HDR-HC9

HDR-HC9

miniDVテープにHDV形式で録画する「HDR-HC9」

 「HDR-HC9」は、miniDVテープにHDV形式のハイビジョン映像を記録できるビデオカメラの新製品である。

 光学系や撮像素子は、2007年1月に発表された「HDR-HC7」(関連記事)の機能を継承。ビデオカメラを使い慣れたユーザーを対象に、マニュアル撮影機能を複数追加した製品となっている。

 新しいマニュアル撮影機能としては、以下のような機能が用意されている。

スポット測光
液晶ディスプレー上でタッチしたポイントにフォーカスと明るさを合わせる。
マニュアルフォーカス(無限)
風景撮影などに適したフォーカス無限に、タッチパネル上のボタンを押すだけで切り替え。
ピーキング
被写体の輪郭を色で強調して、フォーカスを合わせやすくする。
センターマーカー
画面中央に十字マークを表示。ガイドフレームと同時に表示できる。

 撮像素子には1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーを採用。動画撮影解像度は1440×1080、静止画記録時の画素数は最大約610万画素となっている。なお、静止画はメモリースティックデュオ/PROデュオなどに記録する。

 レンズはSR11と同じバリオ・ゾナー T*レンズを採用。光学10倍ズームと光学式手ぶれ補正機能を備える。液晶ディスプレーは2.7型ワイドのタッチパネル式。本体色はブラック。

 本体サイズは、幅82×奥行き138×高さ82mm。撮影時重量は約650g(付属バッテリー使用時)。バッテリーによる連続撮影時間は、付属バッテリー使用時で約1時間30分(液晶ディスプレー使用)となっている。予想実売価格は13万円前後。発売日は2月10日。


スタンダード画質のビデオカメラも3機種発表

 DVD相当のスタンダード画質で録画するビデオカメラも3機種発表された。

UX20相当の顔検出機能などを備える「DCR-SR200」

スタンダード画質ながら、UX20相当の顔検出機能などを備える「DCR-SR200」

 「DCR-SR200」は、60GBの内蔵HDDに録画するビデオカメラ。画質はスタンダードだが、Exmor技術対応の撮像素子や顔認識機能を持つ画像処理エンジンなどを搭載。静止画撮影機能や光学ズームなどもUX20に相当する機能を備える。

 録画時間は最大約41時間50分(LPモード時)。メモリースティックPROデュオ/PRO-HGデュオにも動画を記録でき、8GBメディアで最大約5時間25分の録画が可能。

 予想実売価格は10万円前後。発売日は2月20日。

DCR-DVD810

DCR-DVD810

 「DCR-DVD810」は、UX20と同様に内蔵8GBメモリーメモリースティック8cm DVDに録画が可能なハイブリッドモデルのスタンダード画質ビデオカメラ。UX20の顔認識機能やExmor対応撮像素子は備えない。手ぶれ補正は電子式だが、光学ズームが最大25倍と高倍率になっている。

 予想実売価格は8万円前後。発売日は2月10日。

DCR-HC62

DCR-HC62

 「DCR-HC62」は、miniDVテープにスタンダード画質で録画するビデオカメラ。DCR-DVD810と同じ光学系と撮像素子を使用し、光学25倍ズーム、電子式手ぶれ補正機能などを備える。

 予想実売価格は5万円前後。発売日は2月10日。

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