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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第35回

正月も猫三昧!――猫だらけの港町(前編)

2008年01月09日 00時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

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マットの上でたわむれる猫たち

狭い路地に落ちてたマット(たぶん、隣の家の塀から落ちたのだろう)の上で3匹が戯れていた(2008年1月撮影 ニコン「D40X」)

 しばし見つめ合った後、この猫は路地に飛び降りたのでそれを目で追うと、なんと、3匹そろって闖入者(ちんにゅうしゃ)を見ておりました。この黒猫は斥候として怪しげな闖入者を探りにきてたのかも。「見たことないヤツがいるぞ」、ってなもんで。

塀の向こうから首を出す猫

塀の向こうからひょこっと顔を出した瞬間を逃さず撮影。しっかり目が合いました(2008年1月撮影 ニコン「D40X」)

 猫3匹で6割方ふさいじゃうような狭い路地。ちなみに、このあたりのほとんどはこんな路地である。クルマの入り込めない細い路地が無数にあるので、猫には天国だ。

 こちらもしゃがんでじっと見つめ合っていると、一番左にいた白黒の猫が好奇心旺盛なのか、こちらから見て左側の塀に沿ってじわじわと近づいてくる。そして門から民家へ隠れたと思ったら、顔を出してひょこっ。

 まっすぐな目と耳で見つめられちゃいました。毛並みもきれいでぷくぷくした猫でありました。近所の家に飼われているんだろう。顔の模様が富士山のようで愛らしいのである。

 路地猫に別れを告げてまた海沿いを歩いていると、海に面したがけを駆け上っていく猫を発見。「あっ」と思ってカメラを構えると、向こうも「なんだ?」って顔で振り返る。やけにふさふさした毛並みの立派な猫でありました。

ふさふさ猫

岩場をすいすいと上っていくふさふさした猫。防波堤を歩いていた猫と毛並みが似てるので、きっと血のつながりがあるのだ(2008年1月撮影 ニコン「D40X」)

 しばし見つめ合ったのち、この猫はさらに岩を上っていったのでここでさよならである。やはり小さな漁港には猫が似合うのだなあ。



筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は1月16日掲載予定

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