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空白欄を完全になくしたうえで自分らしさや誠実さをアピール

Step4 応募書類を作成し、企業へ応募する

2006年09月25日 00時00分更新

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Step 4 応募書類を作成し、企業へ応募する

職務経歴書の書き方


キャリアを最大限にアピールできる

 職務経歴書は、自分のキャリアをアピールするために欠かせないプレゼンテーション・ツールです。履歴書と違って書式に指定がなく自由に書けるため、他の応募者に差をつけやくなります。これまで培ってきた経験やスキルを記載するだけではなく、「仕事を通して、こんな評価や人脈が得られた」「こんなことができる」といった自分の強みをしっかり書きましょう。ただし、一見してポイントが分かるように、簡潔に要点をまとめて相手に「詳しい話を聞いてみたい」と思わせるように工夫することも大切です。それでは、技術系と営業・事務系について、職務経歴書の書き方の例とポイントを解説していきましょう。

■技術系

職務経歴書・技術系

職務経歴書・技術系(画像クリックで拡大)

1A4サイズ・ワープロで
 職務経歴書はワープロで作成し、A4サイズで1枚程度にまとめるようにします。
2社員研修もアピールポイントに
 キャリアの浅い人は、応募動機欄に新人研修や技術講習会などで何を学び、どんな知識を身に付けたのかを記載しましょう。
3職務経験は時系列がベター
 職務経歴書の形式には「編年体式」と「キャリア式」があります。「編年体式」はもっとも一般的で、社会人になってから現在に至るまでの経験・スキルを時系列でまとめる書き方です。一方、「キャリア式」は時間に捉われず、業務内容ごとにまとめる書き方で、特定の業務をアピールしたい技術職やエンジニアに向いています。
4設計や開発実績は表組で
 細かい仕事内容は、見やすく表組みにします。SEであれば携わったプロジェクトの規模や内容、担当した役割、部下の数、使用機種、使用言語などのほか、自分が創意工夫したことなどもアピールします。
5資格や研修内容も明記
 取得した資格は、身に付けた技術力を客観的に証明できる材料です。社内外の研修や自ら学んだことがあれば、その内容も明記して仕事へ取り組む姿勢や向上心をアピールします。

■営業・事務系

職務経歴書(営業・事務)

職務経歴書・営業・事務系(画像クリックで拡大)

1希望職種、応募動機を明確に
 どんな仕事を希望しているのか、応募した理由などを簡潔にまとめます。特に応募動機は重要な判断材料となりますので、入社したら会社に対してどう貢献できるのかはっきり書きましょう。
2会社概要もお忘れなく
 現在所属している会社概要を簡単にまとめます。知名度がなくても、設立、資本金、売上高、事業内容などの情報が記載されていれば、より客観的な判断ができます。
3職務経験はキャリアごとに分類
 営業・事務系の場合、担当クライアントが頻繁に変わり仕事内容も多岐に渡るため、職務経験は必ずしも時系列に並べる必要はありません。むしろキャリアごとに分類されていたほうが読みやすくなります。
4資格や自己啓発の記録
 営業であれば、担当の取引先や扱っている商材、売り上げ実績のほか、営業方針や企画提案の仕方など、仕事のうえで創意工夫していることを記載します。また、取得した資格はもちろんのこと、仕事を通じて培った人脈やクライアントとの付き合い方なども一言添えておくと効果的です。

履歴書の書き方

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