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月額315円の負担なく「OCNシアター」などが視聴可能に

NTT東日本、Bフレッツの「IPv6映像視聴等機能」を標準サービスに変更

2007年12月26日 17時23分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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 NTT東日本(株)は26日、従来月額315円のオプション契約が必要だった「IPv6映像視聴等機能」をBフレッツの標準サービスに組み込む変更を、2008年3月3日に行なうと発表した。これにより、月額315円の負担なく「4th MEDIA」(フォースメディア)や「OCNシアター」、「オンデマンドTV」などのIPv6映像配信を行なうサービスが利用可能になる(それぞれ各サービスへの契約が必要)。

映像配信業者とBフレッツ利用者の接続を示す模式図

映像配信業者とBフレッツ利用者(エンドユーザー)の接続を示す模式図

 NTT東日本の光ブロードバンド回線サービス“Bフレッツ”では、従来よりIPv6の各種サービスを「フレッツ・ドットネット」の名称で有償提供している(月額315円)。2008年3月3日に、フレッツ・ドットネットに含まれる「IPv6映像視聴等機能」がBフレッツの標準サービスに組み込まれるため、前述のIPv6映像配信サービスを利用するためにフレッツ・ドットネットを契約しなくてもBフレッツ利用者であれば同映像配信サービスが利用可能になる。

2008年3月2日以前と3月3日以降の変更点

2008年3月2日以前(上)と、3月3日以降の変更点

 これに併せて、フレッツ・ドットネット契約者に対しては解約方法などを2008年1月から順次、ダイレクトメールなどで告知するほか、フレッツ公式サイトでも案内を行なう。ただし、IPv6映像視聴以外のサービス「FdNディスク」(容量100MBのファイル共有サービス)や「FdNネーム」(メッセンジャーなどでIPv6アドレスの代わりに入力するネームサービス)などを継続して利用するには、引き続きフレッツ・ドットネット契約が必要となる。

 なお、2008年3月3日以降にIPv4で利用しているBフレッツユーザーがIPv6映像配信サービスを利用するには、特にNTT東日本への申し込み手続きなどは不要で、それぞれのサービス提供会社に契約することで視聴可能となる。


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