FF、強し!
本日発売を予定していた「涼宮ハルヒの約束」と「らき☆すた~ 陵桜学園 桜藤祭 ~」の2タイトルが延期されたことで、萌え系タイトルでは「ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び」がブッチギリの売れ行きを見せていたようだ。
とはいえ、萌え系以外のタイトルも含めてみてみると、やはり強かったのは名作として名高い「ファイナルファンタジーIV」。圧倒的な人気で、ショップスタッフからは「まさか、こんなに売れるとは思っていなかった」「午前中から、世代に関係なく購入していく人が絶えない」と好調な売れ行きを裏付けるコメントを聞くことができた。
FFIVには惜しくも及ばないものの、好調な売れ行きという「ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び」。これは前作「ひぐらしのなく頃に祭」に追加や変更が加えられたタイトルで、この日に発売された2種類のうちアペンド版は、すでに「祭」を持っているユーザー向けの追加要素パッケージとなっている。無印の「ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び」は、「祭」を持っていない人向けの本編、追加内容のすべてがまとめられたパッケージ。ショップスタッフによると、購入して行く人はアペンド版が7割に対して無印版は3割程度と、アペンド版を購入していく人が圧倒的に多かったようだ。
アニメも放映中の「Myself;Yourself」発売
この日はこのほかに「Myself;Yourself」と「Piaキャロットへようこそ!! G.O. ~サマーフェア~」という2つの萌え系作品が発売されていたのだが、「Myself;Yourself」の初回限定版は取材で回った全ての店舗で大人気。多くの店舗で、予約数量で初回限定版はほぼ売り切れてしまい、一般販売に回せるのは極わずかとなっていたようだ。ある店舗スタッフは「予約が好調だったのはわかっていたんですが、まさか初回限定版を探す人がでるほどとは思っていませんでした」と驚いていた。
また、ファミレス恋愛アドベンチャーシミュレーション「ピアキャロ」シリーズの新作「Piaキャロットへようこそ!!G.O.~SUMMER FAIR~」も発売となっていた。こちらのタイトルについては、予約はそこそこ入っているものの、かなり苦戦している様子で、「ファンもいるし、内容も悪くない、売れなきゃいけないはずなのだが……」と首を傾げている様子がみられた。
このほか、初回店舗特典が付くタイトルとして「空の軌跡FC&SC完全版」が発売されていた。
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