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ネットビジネス新流儀 第2回

化粧品ビジネスの特性を活かしユーザーとメーカーを繋げる

@cosme (株式会社アイスタイル)

2007年12月21日 00時00分更新

文● 根岸智幸(ずばぴたテック) 写真●小林 伸

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月刊アスキー 2007年6月号掲載記事

 ブログやウィキに代表されるCGMのサービスは、ユーザーとトラフィックを集める手段としては有効だが、ビジネスとして成立させるのは実は難しい。そこで化粧品という専門分野に特化することで、うまく成功した例が@cosme(アットコスメ)だ。

ニーズをしっかり押さえユーザーとページビューを確保


株式会社アイスタイル 松島靖朗氏

株式会社アイスタイル コミュニティ開発部部長 松島靖朗氏

 アットコスメの核となっているのは、登録ユーザーによる化粧品のクチコミレビュー記事である。ユーザーは化粧品の使用感を、8段階の採点(1~7点、もしくは採点無し)と文章でクチコミレビューを投稿する。これが取材時点ですでに460万件も蓄積されている。投稿するレビュアーは生年月日、肌質、髪質なども登録しているので、これを利用して自分と似た条件のユーザーの評価のみを調べることができる。CGMで問題になりがちな、間違いや誹謗中傷コメントは、運営側の24時間チェックと、ユーザーによる通報によって発見され、迅速に処理される。削除はユーザーの反感を買いそうだが「単に削除するだけでなく、理由をフィードバックすることで、ご理解をいただいています」(松島氏)。

 質の高いクチコミを収集し、ユーザーニーズにあった検索方法を提供する方針が当たり、'99 年のサービス開始以来、登録会員数、PV(ページビュー)、UU(ユニークユーザー数)といった指標はずっと右肩上がりで伸び続け、現在では80万5000人の登録会員、月間1億6500万PV、170万UUという大規模なサービスに成長したという(2007年2月現在)。

@cosmeの基本的なモデル

ユーザーのプロファイリング、製品評価が非常に重要な化粧品業界だが、実際にはメーカー各社は自社製品のユーザーに関する情報しか掴めていないのが現状だろう。特定のメーカーに限定されない、アットコスメのデータベースはメーカーにとっても大きな価値があると、容易に想像できる。。

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