• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024May

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

PSP新色+グランツ5プロローグ発売で、今日はソニーの日?

2007年12月13日 22時45分更新

文● 伊藤 真広

PSP新色は大陸的売れ行きで完売

 ソニーの携帯ゲーム機PSPの新色に「ディープ・レッド」が新たに加わった。本体とワンセグチューナがセットになったモデルと、本体のみのバリューパックの2つのパッケージで登場したのだが、本体のみのバリューパックは売り切れて、ワンセグパックのみの在庫となっている店舗を多く見かけた。あるショップのスタッフによると「バリューパックを購入していくのは、国旗が発売となったPSPと似た色の国の人で、大量に購入していった。ワンセグはその国では使えないから、買わなかったんだと思う」といった、過激な発言も。また、ほかのショップでは「ワンセグでテレビを見るのは携帯電話が中心になっているから、大きくて出っ張りのあるPSPを購入してワンセグを見ようという人は少ないのでは?」というコメントもあった。

バリューパックは、開店と同時とまではいかないものの、午前中で売り切れていたショップが多かったようだ

期待の新作は総崩れ?

 SCEが発売している実車が登場するリアルなレースゲーム「グランツーリスモ」シリーズの最新作である“5”のプロローグ版「グランツーリスモ5 プロローグ」が発売となっていた。しかし、客足はあまりよくない様子。天気が雨ということで、他の発売タイトルも決して好調な滑り出しとはいえなかったようだが、期待されていたタイトルだけに、「おかしい。なにかがおかしい」という悲痛なうめきをあげるスタッフもいた。
 あるショップの店員によると、今回のプロローグの伸びが悪い原因は複数あるのだが、大きな原因として考えられるのは「ネットワーク機能も売りのひとつなのに、その機能を使っていない」、「過去に発売したプロローグの出来が微妙だった」、「プロローグなのに値段がベスト版よりも高くて、割に合わない体験版というイメージになっている」というものを挙げていた。また、このソフトの発売にあわせて、ロジクールからPS3用のレーシングホイールが発売となっていた。

グランツーリスモ5 プロローグ

あと1000円出せばDSソフトが購入できる、高価な体験版。映像は綺麗なのだが……

レーシングホイール

3万円オーバーということで、購入していく人は決して多くないようだ

 11年前に発売されセガサターンで人気となり、いまだにカルト的な人気を集めているナイツの新作「NiGHTS~星降る夜の物語~」がWii用で発売となった。今年の9月に開催された「東京ゲームショウ」の体験コーナーでも人気となっていた注目作品ということで、店舗の期待も大きかったようだ。発売されてみると、決して売れていないわけではないが、ヒットというにはさびしい感じとなっているようだ。
 また、この日は「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」や「ソウルキャリバー レジェンズ」などのシリーズ作品の新作も発売されていたようだが、店舗で見る限り購入していく人の姿はまばらの様子。アソビットゲームシティのスタッフによると「キングダムアンダーファイア: サークルオブドゥーム」が好調な滑り出しをしているという。大ヒットをしているわけではないようだが、今週発売されたタイトルで考えるとかなり好調な売れ行きを見せているようだ。

某誌では評価の低かったが、ソフマップアミューズメント館スタッフクロスレビューでは満点になったようだ

メーカー特典として付くパペッチフィギュア。かなりクオリティは高いので、筆者もほしい。特典テレカはメッセサンオーのもの

不思議なダンジョン、ソウルキャリバーともども、売れ筋シリーズ作品のはずなのだが……

キングダムアンダーファイア: サークルオブドゥーム

初回限定生産品の特典は携帯電話用着ボイスと待ち受けフラッシュが手に入るようだ

(次ページへ続く)

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう