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マイクロソフト、Office 2007用のService Pack 1を提供開始

2007年12月12日 18時32分更新

文● 編集部 小西利明

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 マイクロソフト(株)は12日、「2007 Microsoft Office system」(以下Office 2007)を構成するアプリケーションやサーバー製品を最新環境にアップデートする修正プログラム集「2007 Microsoft Office system Service Pack 1」日本語版(以下Office 2007 SP1)を提供開始した。オンラインアップデート機能「Microsoft Update」などでダウンロード提供されるほか、来春にはCD-ROMの送付サービスも開始する予定。

 Office 2007 SP1では、Office 2007の全スイート製品のほか、WordやExcel、PowerPoint、OneNote、Grooveなど単体アプリケーションに対応する修正モジュールが含まれ、適用することでまとめて更新される。アップデートにはすでに提供済みのアップデートを含む、セキュリティーや安定性、パフォーマンスの改善などで構成される。

 また、「Microsoft Office Input Method Editor 2007」(Office IME 2007)に関する修正モジュールも含まれている。プレスリリースによるとOffice 2007 SP1適用により、「辞書破損により漢字変換ができなくなる現象や、変換速度のパフォーマンスが悪くなる問題が解決されます」と説明されている。

 一方、Office 2007のサーバー製品や、Visio、Project、またExcel Viewer 2007、PowerPoint Viewer 2007、Visio Viewer 2007などについては、個別に更新する必要があるとのこと。詳細は下記のOffice 2007 SP1ウェブページを参照のこと。

 Office 2007 SP1はWindows Vista/XPが備えるオンラインアップデート機能「Microsoft Update」「Windows Update」のほか、Office 2007ウェブサイトの「Office Update」でも提供されている。また、同社の「Microsoft ダウンロードセンター」からは、個別に必要なモジュールを選択してアップデーターのダウンロードが行なえる。

 さらに来春からは、Office 2007 SP1を収録したCD-ROMの配布を行なう予定である。申し込みは同社ウェブサイトで受け付ける予定。

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