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SaaS・ASP時代の企業ネットワークの条件―「統合VPN」とのASP接続例②高品位ビデオ会議システム

顧客にネットワークも一緒に提供することで、リードタイム短縮と利用時間の最大化を達成

2008年01月20日 23時30分更新

文● 文●アスキービジネス編集部

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VPNとASPを接続する「統合VPN」アプリケーション接続サービスは、幅広い業種・業務に最適な通信プラットフォームとなる可能性を秘めている。具体的にどのようなASPがすでに提供され効果を生んでいるのか? このサービスによってセキュアなSaaS・ASPを提供している事業者の事例をレポートする。

Polycom多地点接続サーバー ハウジング&保守サービス(ポリコムジャパン)

NTTコム SaaSムック転載

【問い合わせ先】
●TEL03-5213-2501(営業部)
●URL http://www.polycom.co.jp/

SaaS・ASP時代の企業ネットワークの条件
ポリコムジャパン株式会社 営業部シニアマネージャー 三瓶寛一氏

 迅速な意思決定に欠かせないコミュニケーションツールとして企業に浸透するビデオ会議システム。ポリコムジャパン株式会社の提供するビデオ会議システムは、HDテレビ並みの高品位な映像・音声・コンテンツを実現したPolycom HDXシリーズをはじめ、幅広いラインアップを揃え、ローエンドのシステムから多地点接続サーバー(MCU)まで高品質なトータルソリューションを提供できるのが売りだ。また、最近の傾向としては、ハイクオリティなビデオ会議システムほど顧客の関心は強いという。

 ビデオ会議を多地点で運用するには、映像や音声に乱れが生じない高速・高品質な通信回線だけでなく、MCUを設置する場所の電源や空調などの設備にも配慮しながらシステムを構築する必要がある。また、回線状況などさまざまな要因による突発的トラブルが発生した場合の対処もユーザー企業側の大きな作業負担となる。

「Polycom多地点接続サーバー ハウジング&保守サービス」では、ポリコムジャパンが顧客のMCUを預かり、NTTコミュニケーションズのデータセンター内にて効率的な集中管理を行うことで、トラブル発生時の原因調査時間を大幅に改善することに成功。「統合VPN」の持つ高品質な回線もトラブルの減少に貢献し、その結果「サービスレベルの向上に社内リソースを割り当てられる」(営業部シニアマネージャー三瓶寛一氏)。今後は顧客満足度のさらなる向上に力を注ぐ予定だ。

ユーザー企業は本社や拠点にMCUを置くことなくサービスを利用できる(画像クリックで拡大)

SaaS・ASPとVPNの親和性がより高まっていくことに期待

 VPNは、インターネットとは物理的あるいは論理的に隔離されたクローズドなネットワークという性質上、インターネットでの提供を前提としたSaaS・ASPをどう接続すればいいのか、という点は確かに大きな課題ではある。しかし記事中で触れた「統合VPN」アプリケーション接続サービスのように、その解決策を具体的に示すサービスはもう登場している。「SaaS・ASP+VPN」という組み合わせによって、ネットワークの品質や信頼性を確保しつつ、アプリケーションのメリットを享受するという選択肢が一般化していくのではないだろうか。

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