息をつかせぬ決勝を制したのは!?
10分程度の休憩を挟んで行なわれた個人戦決勝大会。その前にゲストとして女優の山崎真美さん、お笑い芸人インパルスの堤下 敦さんと板倉俊之さんが登場。前述のゲスト3人と違って山崎さんたちはHalo 3をやりこんでいるわけではないが、板倉さんはよくサバイバルゲームに参加して、山を駆け回っているという。
また、ゲストとしてもう1人、Haloシリーズからジョンソン上級曹長が登場した!(ただし声のみ) ジョンソンの声で決勝メンバーの名前と励ましの声をかけてくれるといううれしいサプライズもあり、いよいよ決勝が始まるという気にさせてくれる。ちなみに、ジョンソン上級曹長の声を当てている廣田行生氏は、Xbox 360「Gears of War」の主人公であるマーカス・フェニックスの声も当てているので、Xbox 360のFPS/TPSファンには馴染みのある声であろう。
決勝戦は、準決勝までのマップに加えて、狭い遺跡の中で戦う「Epitaph」も合わせた3つのマップでのキル数を争う。巽氏によると「1つのマップでは運が非常に大きな要素になってしまうため」だという。
激戦を勝ち抜いた8名だけに、全体を見るたびに1位が入れ替わる、まさに息をつかせぬ決勝となった。この状況を見て、山崎さんは「私が楽屋でやったのと、今見てるのは全然違う」と、あまりにも素早い展開に改めて驚いているようだった。
決勝戦の流れとしては、1戦目、2戦目ともカズ氏がトップで勝ち抜き、早くも勝負を付けたと思われた。しかし、3戦目でややブレーキがかかり、クラクラン氏がトップで勝ち抜ける乱戦模様。結果がもつれ、集計を待つことになる。
早く早くと結果を待つ場内だったが、やはり2戦をトップで勝ち抜いたのは大きかったのか、3位ファントム氏、2位クラクラン氏、1位カズ氏という結果になった。ここにオンライン、オフラインを含めた激戦を勝ち抜き、Halo 3日本一が誕生したのだ!
Moronokimi jpの上手さが際立って見えたチーム戦決勝
最後に、「チョコクロワッサン」と「Moronokimi jp」によるチーム戦決勝戦が行なわれた。
マップは準決勝と同じくHigh Ground。先攻がMoronokimi jp、後攻がチョコクロワッサンという試合だったが、1戦目はMoronokimi jpチームが速攻で旗を奪って自陣に持ち帰り、ポイントを先行した。攻守交替して今度はMoronokimi jpが守り、チョコクロワッサンが攻めとなったが、Moronokimi jpの堅い守りに阻まれて旗を持ち帰ることができない。
3戦目はチョコクロワッサンが守りきり、最後の戦いに望みをつなぐも、やはりMoronokimi jpの守りをどうにも攻めきれない。サドンデス(時間終了直前に旗のそばにいると時間が延長になる)でドラマチックに逆転するか? と期待されたが、コンマ何秒かの差であえなく試合終了となってしまった。
4人の役割がうまく決まっていたMoronokimi jpが、準決勝から1回も旗を取られずに完勝し、日本一のチームへと輝いた!
戦い終わって
トップランカーの試合が目の前で繰り広げられた本大会だったが、随所に見られたのはやはり試合運びのうまさであろう。位置取り、効率的な武器の切り替えや1対1での動きなど、見てるだけでも勉強になること間違いなしの戦いばかりだった。
なお、個人戦の決勝については、レフェリーのゲーマータグにて、動画を公開するという。動画を見るにはHalo 3が必要となるが、各プレイヤーの動きなどもすべて閲覧できるので、見てておいて損はない。レフェリーのゲーマータグについては、10日昼過ぎからXbox公式サイトにて告知される予定なので、チェックしておこう。