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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第71回

強化された「オフラインファイル」

2007年12月12日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows XPの「オフラインフォルダ」

Windows XPの「オフラインフォルダ」機能。それ以前のWindowsに搭載されていた「ブリーフケース」よりは高機能になっていたものの、使い勝手は悪かった

Windows Vistaの「オフラインファイル」

Windows Vistaの「オフラインファイル」機能。シームレスにファイルを同期できるようになり、2台目との連携が手間なく実現する

この機能はWindows Vista Business、Enterprise、Ultimateでお使いいただけます。

 Windows XP Professionalに搭載されていた「オフラインフォルダ」機能が、Windows Vistaでは「オフラインファイル」と名前を変え、大幅に機能強化されている。ネットワークの自動検出やバックグラウンドでの同期など、オフラインフォルダでネックだった点が解消されたのだ。

オフラインファイルの設定項目

オフラインファイルは初期状態で有効になっているが、利用できないときは、「コントロールパネル」→「オフラインファイル」→「全般」タブで設定を変更する

右クリックメニューから「常にオフラインで使用する」にチェックする

ネットワーク上の共有フォルダを開き、右クリックメニューから「常にオフラインで使用する」にチェックする。フォルダやフォルダ内にあるファイルのアイコンには、オフラインファイルを示すマークが付く

 オフラインファイル(フォルダ)とは、サーバーPC内のネットワーク共有されたファイルをクライアントPCにキャッシュしておき、ネットワークがつながっていないときでも、共有ファイルの閲覧や編集を行なえる機能のこと。例えば、自宅のデスクトップPCに入っている作業用のフォルダを、モバイルノート側のオフラインファイル機能で共有しておけば、外出先でも自宅のファイルを扱えるメリットがある。単なるファイルのコピーと異なるのは、自宅に帰ってモバイルノートをLANにつなげば、デスクトップPC側のファイルと同期できる点だ。両方のファイルが更新されている場合は、警告が表示され、どちらを優先するか処理を選択できるので、望まないファイルで上書きしてしまう心配もない。

両方のPCで同じファイルが編集されている場合は、競合のメッセージが出て処理を選択できる

外出先でファイルを編集後にLANに接続すると、何もしなくても同期が開始される。両方のPCで同じファイルが編集されている場合は、競合のメッセージが出て処理を選択できる

 Windows XPでは手動で同期しなければならなかったり、同期させずにログオフしようとすると、その際に処理が自動的に実行され、シャットダウンに時間が掛かるといったネックがあった。Windows Vistaのオフラインファイル機能は、PCがネットワークがつながったことを認識すると、自動的に同期できるようになっている。しかもバックグラウンドで同期を行なうので、ログオフ時の待ち時間が短くなっているのも見逃せないメリットだ。

キャッシュしているデータを暗号化し、セキュリティーを強化することも可能だ

「コントロールパネル」→「オフラインファイル」を開き、「暗号化」タブで「暗号化」をクリックすると、キャッシュしているデータを暗号化し、セキュリティーを強化することも可能だ

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