キヤノン(株)とキヤノンマーケティングジャパン(株)は4日、レーザープリンター7機種、複合機8機種、ファクス機2機種にて、電源コネクターの差込口に長期間の負荷がかかった場合に、異臭や発煙が発生する可能性があることを発表した。
電源コネクターが頻繁に抜き差しされていたり、長期間に渡って壁などに押し付けられている状態などに置かれた場合に、異常が確認されているという。同社は、ユーザーの使用環境を確認した上で、必要に応じて無償で発生防止措置を実施するとしている。
対象製品は以下のとおり。
- 複合機
- 「PC1210」、「PC1230」、「PC1250」、「PC1255」、「PC1260」、「PC1270」、「PC1275」、「PC1280」
- レーザープリンター
- 「LBP-210」、「LBP-220」、「LBP-220Pro」、「LBP-310」、「LBP-320」、「LBP-320Pro」、「LBP-470」
- ファクス機
- 「MultiPASS L100」、「キヤノフアクスL300」
また、異常が発生した部品は日本ヒューレット・パッカード(株)(以下日本HP)にもOEM供給しており、日本HPのレーザープリンター「HP LaserJet 5L」「HP LaserJet 6L」においても異常が発生する恐れがあるとして、注意を呼びかけている。