マイクロソフト(株)は4日、Xbox 360の機能を拡張する2007年秋のシステムアップデートを本日19時より提供開始したと発表した。
今回のシステムアップデートでは、以前お伝えした初代Xboxソフトをダウンロード配信するサービス「Xbox クラシックス」(関連記事)を始めとして、さまざまな機能が追加される。
追加される機能と、強化された主な機能は以下の通り。なお、アップデート内容は多岐にわたるため、 詳しくは下記関連サイトから「システムアップデート情報」を参照してほしい。
秋からの新機能
- Xbox クラシックス
- 初代Xboxソフトのダウンロード販売サービス。サービス開始当初は5タイトルを予定。1タイトル1200マイクロソフトポイント(1800円相当)
- インサイドXbox
- Xbox LIVEユーザーに向けて、Xbox 360に関する情報を公開するサービス。Xbox ダッシュボードからウェブページを見るような感覚で、Xbox 360に関する情報を閲覧できる
- アーケードヒット
- Xbox LIVEアーケードで配信しているタイトルの中から、好評なタイトルを今までよりも低価格で提供するサービス
- アカウント管理
- Xbox LIVEアカウントに紐付けられているWindows Live IDを変更できるように。また、Xbox LIVEにサインアップすると、同時にWindows Live メッセンジャーのアカウントがサインアップされるようになった
- ファミリータイマーの追加
- 「保護者による設定」の強化として、保護者が子どもにXbox 360をプレイする時間を制限できる機能。あらかじめ設定しておいた制限時間が近づくと、残り時間が画面に表示されるようになる。設定時間を過ぎると、パスコードを入力しないと、Xbox 360の操作ができなくなる
強化された主な機能
- Xbox LIVE画面を変更
- 「インサイド Xbox」メニューの追加により、「フレンド」と「メッセージ」メニューのボタンが1つに統合
- メディア対応機能の強化
- 音楽を再生したり写真を表示させる際に、前回指定した保存先がそのまま使用されるようになった。これにより、毎回保存先を指定する必要がなくなった
- 再生可能なビデオ形式の拡張
- AVI形式のMPEG4ファイルの再生に対応
- ゲーマープロフィールの強化
- お試し版のXbox LIVEアーケードが遊んだゲーム一覧に表示されなくなった
- フレンドリスト機能の強化
- 自分のフレンドリストをメンバーに公開して、お互いに閲覧できるようになった。公開設定は、全体に公開する「すべての人」、フレンドリストの相手にだけ公開する「フレンドだけ」、誰にも公開しない「制限」の3つ