ソフトバンクモバイル(株)は4日、海外でそのまま利用できる国際ローミングサービスとして、W-CDMA(3G)方式エリアに北米(アメリカ、カナダ)を追加すると発表した。今月18日から利用できる。
同社端末による北米でのローミング利用はすでに可能だったが、これまではGSM方式でのローミングのみだった。同社によれば、北米にW-CDMA方式による国際ローミングを提供するのは国内の携帯電話キャリアーで初だという。サービス開始当初の対応機種は、「SoftBank X01HT」と「SoftBank X02HT」(共にHTC Nippon(株)製)のみとなる。ちなみに、同じW-CDMA方式を採用するNTTドコモは、北米エリアではGSM回線によるローミングを提供している。
なお、国際ローミングの利用には、W-CDMA方式の国際ローミング対応携帯電話機や国際ローミングサービスの申し込みが必要となる。