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NTTドコモ、滋賀県のドコモショップ店員による情報漏えいを発表

2007年12月04日 21時05分更新

文● 永島和夫

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 (株)NTTドコモは4日、2006年8月に滋賀県草津市の「ドコモショップ草津駅前店」の店員が、不正に顧客情報管理システムを操作して得た顧客情報を社外に漏らしていたと発表した。漏らしたのは、販売代理店・パナソニック・テレコム()の元スタッフ

 ドコモショップ草津駅前店は、NTTドコモグループの(株)NTTドコモ関西が管轄し、販売代理店となるパナソニック・テレコムが運営を行なっている。

 情報漏えいの発覚は、2006年8月29日、あるユーザーが自身の住所情報などが漏えいしている恐れがあると、NTTドコモに対して指摘をしたことがきっかけとなる。これを受けて、NTTドコモ関西が調査をしたところ、2006年8月26日に指摘したユーザーの情報が検索されていることがわかり、検索記録から元スタッフによるものだと判明した。

 NTTドコモ関西では事実関係を調査の上、2007年2月2日に元スタッフを告訴し、12月3日に東京地方検察庁が不起訴処分を決めた

 なお、情報漏えいが確認されたのは、今回指摘をしたユーザー1名で、情報漏えいの可能性があるユーザーは339名。この399名のユーザーに対しては、NTTドコモから連絡を行なうとしている。


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