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なじみのソフトも使いやすくグッとパワーアップ

Leopardアプリケーションガイド(前編)

2007年12月03日 18時28分更新

文● MacPeople編集部

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2. iCal


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新しいiCalの特徴は、ズバリ編集作業効率の向上。ウィンドウの左右に現れるドロアーもしくは別ウィンドウで作業する必要があった各スケジュールを、カレンダー上に現れるポップアップウィンドウ内で編集できるのだ。



月/週/日表示


(1) 1カ月のカレンダーを表示

iCal

全体的なインターフェースはTigerから変わっていないが、左下のカレンダーの色使いが、iPod touchやiPhoneのカレンダーと同じになったほか、月/週/日表示の切り替えボタンも上部に移動。ローカル/ウェブのカレンダーは、カレンダー/照会に分類表示される


(2) 1週間のカレンダーを表示

iCal

週単位のカレンダーでは、現在時刻を赤いピンの付いた線に示してくれる。細かな変更だが、現在時刻をメニューバーの時計などで確認する必要がなくなり、視線の移動を最小限に抑えられる


(3) 1日のカレンダーを表示

iCal

日表示のカレンダーでは、現在時刻を赤いピンが付いた線で示してくれる。左上の「今日」ボタンをクリックすれば、文字通り今日の予定の編集画面に瞬時に移動可能だ



スケジュールの編集機能


(1) スケジュールを確認する

iCal

ダブルクリックするとスケジュール名の右側にポップアップメニューが現れて、時間や場所などの詳細な情報をチェックできる


(2) スケジュールを編集する

iCal

(1)の画面で「編集」をクリックすると、編集が可能になる。スケジュール名や時間、使用するカレンダーなどを変更可能だ


(3) 使用するカレンダーを変更

iCal

仕事やプライベートなど、カレンダーを分類できるのは従来通り。編集ウィンドウでは新規カレンダーを作成できず、既存のものから選べるだけだ



Mailとの連携



(1) メールメッセージ内の予定を選択

iCal

新しいiCalでは、受信したメールに記載されている日時などを自動認識してくれる。自動認識可能な個所にカーソルを移動するとマークが現れ、これをクリックすればiCalのイベントを作成できる


(2) iCalにイベントを登録

iCal

(1)で「新規iCalイベントを作成」を選ぶとポップアップウィンドウが現れ、選択した文字列を自動解析してイベントが作成される


(3) イベントを編集

iCal

(2)で「iCalに追加」を選ぶと、イベントが登録された状態でiCalの画面が表示される。もちろん編集も可能だ



Dockの状態表示



(1) カレンダーを反映

iCal
iCal

従来のiCalは、起動中は現在の月日、起動していないときは6月17日のアイコンがDockに表示されていた。しかしLeopardでは、起動中(左)も起動していないときも(右)、常に現在の月日を表示できるようになった


(次ページに続く)

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