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ライヴイベント『エターナルファンタジー キャンペーンLive in Tokyo』は熱気ムンムン!

2007年12月08日 18時30分更新

文● 今 俊郎/撮影●小林 伸

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 妖精帝國がステージを去ると、ライヴも『エターナルファンタジー』モードへと変わる。ここからはロコモコの『解』、ファルテの『時のカケラ』、アルシェの『Trust My Way』とキャラクターソングが3曲続いた。
 『解』を歌うのはmiru。ロコモコの雰囲気とは一変した重厚なサウンドと迫るようなボーカルに、オーディエンスが息をのむ。ポップで一見萌え系ともとれるキャラクターが背負う重い宿命を浮き彫りにしたこの楽曲に、『エターナルファンタジー』という作品の持つ奥深さが表れているのだ。

ロコモコのキャラクターソング『解』を歌うmiru。重厚なサウンドと迫るようなボーカルに、オーディエンスが息をのむ

 『時のカケラ』はひーこ。真っ正直なポップソングは、長い時間を一人で生きてきたファルテが新たな出会いの中で未来と過去を受け止められた喜びに満ちている。聴く者の気持ちも楽しくしてくれる。そんな1曲だ。

ファルテの『時のカケラ』を歌うひーこ。真っ正直なポップソングは、聴く者の気持ちも楽しくしてくれる

アルシェのイメージソング『Trust My Way』を歌うのは愛乃。王女としてのこれからを悩みながら、仲間たちと旅を続ける中で自分の進む道を見つけ出す。さまざまなものを受け止める力強さに満ちた1曲は、ファンのボルテージを一気に高めていく。

アルシェのイメージソング『Trust My Way』を歌う愛乃。さまざまなものを受け止める力強さに満ちた1曲は、ファンのボルテージを一気に高めていく

 そしてライヴパートのラストを飾るのが、『エターナルファンタジー』の主題歌に抜擢された瀬名だ。パワフルかつドラマチックなボーカルが印象的なオープニング曲『Eternal Fantasy~愛は世界に遍く花のように~』に続き、挿入歌の『暁の祈り』、そしてエンディング曲『愛の詩』の3曲を歌う。語りかけるように歌う『暁の祈り』、そしてまさに歌い上げるという表現がハマる『愛の詩』。3曲それぞれの魅力を余すところなく伝えるボーカルの力が、会場全体を支配していく。そこにいることが幸せに感じられる瀬名のステージは、作品への期待感を一気に高めてくれた。

ライヴパートのラストを飾る瀬名は、『エターナルファンタジー』のオープニング曲『Eternal Fantasy~愛は世界に遍く花のように~』に続き、挿入歌の『暁の祈り』、そしてエンディング曲『愛の詩』の3曲を歌う

(次ページへ続く)

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