レントン教授強し!
29日の秋葉原の店舗は、好調な商品が店舗ごとに違うという珍しい状況となっていた。消化率がもっともよさそうなのは、「東京ゲームショウ」の体験版配布で驚異的な待機列ができていた、レベルファイブの最新作「レイトン教授と悪魔の箱」。ゲームショウの一般日には、最大180分待ちにもなっていただけに注目度は抜群だ。各ショップともDSコーナーでは主力として力を入れた販売を行なっていた。ちなみに購入ユーザー層は、男性が一番多いのは当然だが、子供や女性の姿も多くみられたとのことだ。
男性のコアゲーマーと固定ファンが付いていることで、店舗の期待値も高かったGジェネシリーズの最新作「SDガンダム GGENERATION SPRITS」だが、販売数は悪くないものの、店舗の手ごたえとししてはいまいちと感じているようだ。入荷数に対する販売数の比率でいくと「レイトン教授」には及ばないようだが、やはり固定ファンの数は多く、昼休みに会社を抜けてショップに飛び込んでくるサラリーマンの姿も見られたとのこと。ちなみに、特典でつけられたムービーディスクの完成度は高いとのことなので、ファンは初回版がなくなる前に購入しておくべきだろう。
また、今回の「SDガンダム GGENERATION SPRITS」の主題歌は、「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムF91」などの主題歌を歌った森口博子さん。主題歌CDも発売されている。
女性ファンも多い、ぶった切りアクション「戦国BASARA2 英雄外伝」。メッセサンオーやゲーマーズでは、好調な売れ行きとなっていが、一部の店舗では反対に厳しいという声も聞かれた。
女性ユーザー向けのコーナーを作っているショップでは、好調となった原因には、男性ユーザーが「SDガンダム GGENERATION SPRITS」を購入し「戦国BASARA2 英雄外伝」の購入を見送ったことに原因があると考えているようだ。先日の「電撃15年祭」でのステージで行なわれたトークショーを見ても、100人近い参加者の中に2人しか男性がいなかったことからも、比較的多くの女性ファンが購入していたと考えてよいだろう。
Xbox360用の洋ゲー「アサシン クリード」はかなり好調な売れ行きのようで、洋ゲーに強いメッセサンオー以外の店舗でも、洋ゲーとは思えない売れ行きとなっていた。「HALO3」などの効果がでているのかもといった声も聞かれた。
また、筆者が個人的にがんばってもらいたいタイトルになるのだが、Xbox360、PS3の2ハードで発売されたスケボーゲーム「トニー・ホーク プロジェクト8」もこの日発売となった。
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