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日立情報システムズ、流通BMS対応ソリューション「REDISuite」提供開始

2007年11月29日 15時20分更新

文● アスキービジネス編集部

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日立情報システムズは、流通ビジネスメッセージ標準に対応した流通業向け受発注EDI(電子データ交換)サービス「REDISuite」の提供を開始した。


導入型・アウトソーシング型・ASP型の3タイプで提供


 「REDISuite」は、インターネットをベースとした次世代EDIをはじめ、あらゆる手順・インターフェースに対応した流通業向けのワンストップ型EDIサービス。日立情報システムズが構築し、ユニーが利用している次世代EDI機能をサービスとして整備したものだ。顧客企業はREDISuiteの利用により、ユニーで稼働実績がある次世代EDIへの移行が短期間で可能となる。提供形態は、自社導入型・アウトソーシング型・ASP型の3タイプ。

 REDISuiteは、経済産業省と小売業者らが加盟する業界団体が策定した「流通ビジネスメッセージ標準(BMS)」に準拠。加えて、レガシータイプのEDIやWEB-EDIなど従来サービスとのシームレスな連携も可能なのが特徴だ。流通BMSをすぐに利用開始できるASP型サービスは、次世代EDIへの対応を急ぐ中堅・中小規模の卸売業にも適したものとなっている。また、当初は初期コストの負担が少ないASPサービスから開始し、取引拡大に伴いアウトソーシング型や自社導入型へ切り替えるなど、段階的な移行が可能だ。

 日立情報システムズは、REDISuiteをスーパーマーケットなどの小売業や卸売業に向けて拡販する。2010年度までに3万5000社の利用と小売・卸売業のシェア50%、EDI関連事業の売上高80億円を目指す。

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