多くの人は1GBでも十分かもしれないが……
Q 7.2Mbpsの通信サービスを利用したい。すでに持っている端末でも利用できる?
A できない。現状で7.2Mbpsに対応するのは、新製品のUSB型端末「D02HW」のみ。PDAタイプの端末で7.2Mbpsサービスを利用するには、次世代機を待つしかない。
Q 「D02HW」を買う場合、どの料金体系を選ぶのがお得になる?
A
2年以上使うつもりなら、料金プランは利用形態に合うものを選び、期間契約は「新にねん」を選ぼう。今までデータカード端末では割引を受けるには、「いちねん」を選ぶしかなかった。「にねん」では端末価格から4万8000円を割り引くが、データカードの端末代は割引額よりも価格が安いので適用できなかったからだ。
そこで生まれたのが「新にねん」。端末の割引額を2万4000円に抑え、代わりに月額料金から毎月1000円(合計2万4000円)割り引くことで、データカード端末でも「にねん」と同等の4万8000円の割り引きを受けられるようにした。 「新2ねん」は「いちねん」(2年目は「ベーシック+年とく割」を選択)に比べてトータルで1万2000円お得になる。
Q 「ギガデータプラン」はどんな人に向いてる?
A 基本料金4980円に含まれる1GBの利用目安は、メール(15KBと想定)に換算すると1日当たり約2255通、ウェブサイト閲覧(200~300KBと想定)に換算すると1日当たり110~170ページとなる。
メールチェックやウェブ閲覧を主に利用するユーザーであれば、「ギガデータプラン」の基本料金内に収まる場合が多いだろう。ただし、動画共有サイトを利用したり、ゲームの体験版などをダウンロードする場合は、1GBを超えてしまう可能性もある。1GBを70MB超えるだけで上限金額の1万980円に達してしまうので、このような利用形態の人は、差額の1000円を払って「データプラン」を選択しておくのが安全だ。
訂正とお詫び:ギガデータプランとデータプランの差額に関する記述に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。(2007年12月3日)
Q 「ライトデータプラン」はどんな人に向いてる?
A メールを中心に利用するライトユーザー。もしくはいざというときのために通信手段を確保しておきたい人。基本料金3480円に含まれる17MBの利用目安は、メール(15KBと想定)に換算すると1日当たり約38通、ウェブサイト閲覧(200~300KBと想定)に換算すると1日当たり2~3ページとなる。重めのウェブサイトを閲覧していれば、すぐに上限金額の6480円に達してしまうので注意が必要だ。
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