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オンラインウェア一問一答 第21回

オンラインウェア一問一答

rooSwitch(ルースイッチ)

2007年12月10日 11時00分更新

文● Tom

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Q
「iTunes」や「iPhoto」のデータを仕事用と個人用で使い分けたいと思っています。何かいい方法はありますか?
A
ひとつのユーザーアカウント内で、ソフトごとに複数の設定を作成して、作業環境を使い分けられるソフトがあります。
今回紹介するオンラインウェア
rooSwitch rooSwitch
開発元/roobasoft
種類/シェアウェア(14.95ドル)
インストール/単純コピー
http://roobasoft.com/

ライブラリー感覚でソフトのデータを使い分ける

 仕事や趣味で「iTunes」や「iPhoto」のライブラリーを使い分けたいが、別途ユーザーアカウントを作ると「Mail」やブックマークのように日常的にチェックする必要があるデータも別になるので不便──そんなユーザーには、「rooSwitch」が最適。任意のソフトのプロファイルを複数作成して、ソフトの設定を使い分けられる。

 まず、使い分けたいソフトのアイコンをrooSwitchのウィンドウにドラッグ&ドロップ。「+」ボタンをクリックすると新規プロファイルが作られ、既存のデータは複製/移動のいずれかから選択できる。

rooSwitch

「Drop Application Here」にアイコンをドロップするとソフト専用の管理ウィンドウが作られ、「+」ボタンでプロファイルを追加できる

 プロファイルの切り替えは、このウィンドウで別のプロファイルをクリックすればいい。扱っているデータから環境設定まで一瞬で切り替えられる。プロファイルはいくつでも追加可能だ。

rooSwitch

利用できるのは、設定やデータがソフト固有のファイルとして管理される「Mail」「iTunes」「スティッキーズ」など。もともとのデータを複製/移行させることも可能だ。「Microsoft Office」シリーズのように登録できないソフトもある

 プロファイルを複製しておけば、環境のバックアップ/リストアといった用途にも使える。動作が不安定なソフトを試す際に使ってみてもいいだろう。

(MacPeople 2007年12月号より転載)


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