高級そうだが実はリーズナブル
一見、普通のバーといった雰囲気の「BAR 挽歌」だが、そのシステムはかなりユニーク。1人1時間1000円(15分延長ごとに250円)のチャージ制となっていて、酒や食べ物の持ち込みが自由。もちろん、店にもお酒とおつまみ(=缶詰)が用意されているのだが、その値段はかなり安い。例えばアサヒ「スーパードライ」の中ビンが1本260円、サントリー「ローヤル12年」が1杯350円。缶詰も「さんまの蒲焼」や「焼き鳥」が120円だ。
実は「BAR 挽歌」では、メニューのほとんどを仕入れ値で提供しているという。チャージさえもらえれば、それ以外で利益を出すつもりはあまりないようだ。
意外とリーズナブルで、気取った店ではないことが分かり、ようやく変な汗も引いてきてホッとする。
定番から珍しいものまで、100種類の缶詰が揃う
さて、気になる「BAR 挽歌」の缶詰の品揃えを見ていこう。メニューには、おなじみの「おでん缶」はもちろん、「さんまの蒲焼」などの定番ものから、「さばカレー」「熊肉」「イノシシ肉」「パンの缶詰」などちょっと変わったもの、さらには「いなご」や「蜂の子」などの珍味系まで、約100種類がそろっている。
せっかくなので、いくつか気になるものを試してみた。