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池袋の「缶詰専門バー」に突撃

「開けてみるまで分からない」 そこに、男のロマンがある

2007年11月22日 11時30分更新

文● アスキー・ジャンク部

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高級そうだが実はリーズナブル


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店の奥にはゆったりしたソファー席もある。「お気に入りのワインを買ったけど1人じゃ飲み切れない」なんてときに、仲間と集まるのも楽しいかも

店内の様子

バーカウンターには1人用の小さいテレビが埋め込まれていたり、ネット接続もできるので、1人でふらりとくるお客さんが多いという。

 一見、普通のバーといった雰囲気の「BAR 挽歌」だが、そのシステムはかなりユニーク。1人1時間1000円(15分延長ごとに250円)のチャージ制となっていて、酒や食べ物の持ち込みが自由。もちろん、店にもお酒とおつまみ(=缶詰)が用意されているのだが、その値段はかなり安い。例えばアサヒ「スーパードライ」の中ビンが1本260円、サントリー「ローヤル12年」が1杯350円。缶詰も「さんまの蒲焼」や「焼き鳥」が120円だ。

 実は「BAR 挽歌」では、メニューのほとんどを仕入れ値で提供しているという。チャージさえもらえれば、それ以外で利益を出すつもりはあまりないようだ。

 意外とリーズナブルで、気取った店ではないことが分かり、ようやく変な汗も引いてきてホッとする。



定番から珍しいものまで、100種類の缶詰が揃う


ずらりと並ぶ缶詰

カウンター奥にずらりと並ぶ缶詰。100~300円台のものが多いので注文しやすい

熊肉やイノシシ肉

「熊肉」や「イノシシ肉」などの変り種。海外製の缶詰もある

「蜂の子」や「いなご」

珍味系の「蜂の子」と「いなご」。オープンから1年以上たつが、蜂の子にチャレンジしたのは2人しかいなかったそうな

高級感のある缶詰

日本酒に合いそうな高級感のある缶詰たち。5000円近くする「フカヒレ」の缶詰もあるらしい

 さて、気になる「BAR 挽歌」の缶詰の品揃えを見ていこう。メニューには、おなじみの「おでん缶」はもちろん、「さんまの蒲焼」などの定番ものから、「さばカレー」「熊肉」「イノシシ肉」「パンの缶詰」などちょっと変わったもの、さらには「いなご」や「蜂の子」などの珍味系まで、約100種類がそろっている。

 せっかくなので、いくつか気になるものを試してみた。

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