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2007年11月26日 14時59分更新

街歩きやサイクリングにも強いポータブルナビ

Mio DigiWalker C525

文● 垣内吾郎

 専用端末はもちろんのこと、携帯機器にワンセグ機能が加わると、いつでもどこでもテレビが観られてかなーり快適! 現在ではワンセグを搭載した機器は、携帯電話機にDVDプレイヤー、音楽端末、PDA、ノートPC用受信機など、豊富なラインナップが登場している。

 で、そんなワンセグを搭載したハンディー機器の中でも、特に注目したいのが、ハンディーナビにワンセグ機能を新たに搭載した「Mio DigiWalker」シリーズの「C525」と「C523」だ。この両機種のうち、今回は街歩き時のナビゲーションにも強い「C525」を紹介する。

C525
詳細な検索モードを持つ、街に強いナビゲーションシステムがC525の大きな魅力なのだが、これに加えて、ナビ最強ともいえるワンセグ機能が加わった。本体前面は、ほぼ一杯まで4.3インチ液晶パネルが占める
上面
上面には、電源ボタン、ワンセグとナビの切り替えボタン、ミュートボタンが並ぶ。SD、MMCのカードスロットも操作しやすい
下面
下面には、リセットボタンを配置。誤操作しにくい位置なのもありがたい配慮だ
右側面 左側面
右側面には、チャンネルUP/DOWNボタン。mini USB端子、DC電源端子を配置。独立したDC電源端子の新設は、ワンセグ端末として単独での使用を考えた仕様だ左側面には、音量調節ボタン、ヘッドフォン端子、ロックスイッチが配置される。ヘッドフォン端子は、3.5mmの汎用性の高いものとなり、携帯型のワンセグ端末やミュージックプレイヤーとして使い勝手もいい

知らない街もまるで地元のように歩ける


 Mio DigiWalker C525は、住所検索件数が約4200万件、電話番号検索件数が約800万件といった、基本検索機能のほか、最寄り駅や駅の出入り口情報など、目的別のPOI(ポイント・オブ・インタレスト)情報も約33万件搭載し、とにかく街の情報を満載したポータブルナビだ。

 連携可能な地図ソフトとしては昭文社の「Pocket Mapple Digital」が用意されており、オリジナルの「MioMap」とスムーズに切り替えができる 今居る場所の周辺情報をいつでも手軽に検索できる快適さは、普段使い慣れたカーナビとは異質の世界といえる。C525を片手に街を歩けば、見知らぬ街はもちろんのこと、いつも通いなれた街ですら、新たな発見があるに違いない。

マウント マウント2 マウント3
クルマでの使用にも車載マウントでカーナビとしてはもちろん、ワンセグ端末としても快適に楽しめる。もちろん、持ち出して、ワンセグや録画した番組の再生も可能だ

 また、まさかの震災時に頼りになる「避難情報」も搭載。三大都市の主要街道沿いの避難情報が網羅されていて、「広域避難場所」はどこ? 「救急指定・災害拠点病院」はどこ? 「帰宅支援ステーション」は? なんて情報が手元ですぐに手に入る。携帯電話機があるから大丈夫なんて思っている人も居るかもしれないが、混乱時には繋がらないなんてことも容易に想像できる。C525なら、そんな心配とも無縁なのだ。

 本体サイズは、幅131×厚さ21×高さ83mmと非常にコンパクト。重さも約240gと軽量だから、胸ポケットやバッグにスポンと放り込んで置けるのもいい。ボディー前面のほぼ一杯を占める4.3インチワイド液晶パネルは、もちろんタッチパネル式を採用。ナビゲーションはもちろん、ワンセグの視聴も画面をタッチするだけで操作できる。また、背面には、角度調整ができるしっかりとした収納式のスタンドも装備されている。


気になるワンセグ機能は実際触ってみると、かなり快適!


 たとえば、ナビをしながら2画面表示機能でワンセグを視聴できる。そのうえ、画面に触れるごとに「小窓表示→拡大表示→フル画面表示→ナビ画面」と簡単に切り替えが可能だ。もちろん、ワンセグ放送の録画も可能。

ボタン スタンド
ワンセグとナビの切り替えは、上面のボタンでも可能。背面にスタンドは角度調整もでき、どこでも見やすい角度で視聴できるのはありがたい

 ワンセグ放送を録画できる点も見逃せない。たとえば、いますぐに見られない番組でもとりあえず録画しておいて、あとでゆっくり見るなんて使い方ができるのだ。録り溜めた番組も再生ボタンを押せば、録画内容のリストが表示されるので、好きな番組をすぐ再生できる。

タッチパネル タッチパネル2
ワンセグ視聴画面での操作や、再生モードでの操作は、液晶タッチパネルのお陰でとてもわかりやすい

 また、同じ操作画面には、キャプチャーボタンも用意され、気になる情報をメモ代わりに取り込むことが可能。そして取り込んだ画像は、画像ビューワーで確認できるのもありがたい。つまり、ワンセグの視聴から、録画&再生キャプチャー&再生がこの1台でできてしまうのだ。

 さらにデジタルカメラやビデオカメラで撮影した動画や画像なども、付属のメディアコンバーターを使えばパソコンで簡単に変換でき、SDカードを介してC525で視聴できる。動画フォーマットはWMV、MPEG4の各コーデックに対応。

 C525やC523といった「Mio DigiWalker」シリーズでは、内蔵ROMにナビゲーションデータを置いている。その結果、SDカードがナビ使用時でも利用でき、録画データや静止画を野外で視聴できるのだ。このあたり、さすがPNDを作り続けてきた老舗メーカーならではのアイデアを生かした製品といえそうだ。

 そういえば、ワンセグ対応にばかり目がいってしまうのだけれど、車載用のマウントもキチッとバージョンアップされているのも忘れてはいけない。新開発のデバイスホルダーを採用し、指先のワンプッシュで本体を着脱可能。クルマから車外へ、車外からクルマへの移動もこれなら苦にならない。

デバイスホルダー
新開発のデバイスホルダーを搭載したスタンドは、使い勝手も向上

 マウントに本体を取り付けたら、シガーソケットから電源を取るだけですぐに利用できる。マウントは上下左右に角度調整できるから、見やすい設置場所を見つけやすい。

 いよいよナビもクルマどころか、個人装備の時代。Mio DigiWalker C525は、そんなポータブルナビの最有力候補といえるだろう。