1677万色表示のスーパーファインIPS液晶を搭載した
「ヨコモーション・ケータイ」F905i
富士通(株)製のF905iは、同社製の特徴でもある液晶画面を90度左右にひねる「ヨコモーション」に対応する。液晶ディスプレーは約3.1インチワイドVGA(864×480ドット/1677万色)表示の「スーパーファインIPS液晶」を搭載。サブディスプレーは、約0.65インチ(96×30ドット)のモノクロ表示FSTN液晶を搭載する。
周囲の音声に合わせて相手の音声を強調し、聞き取りやすくする「スーパーはっきりボイス」や、通話中の無音期間を利用して音声をゆっくり聞かせる「ゆっくりボイス」機能を搭載する。
カメラはメインカメラとしてオートフォーカス機構付きの有効320万画素CMOSセンサー、サブカメラには有効32万画素CMOSセンサーを搭載する。
連続通話時間は音声がW-CDMAで約190分、GSMネットワークで約200分、テレビ電話が約110分。連続待受時間は静止時でW-CDMAが約550時間、GSMが約300時間。本体のサイズは幅50×厚さ21×高さ108mm、重さは約138g。カラーは「ブルー」「ブラック」「ホワイト」「マゼンタ」の4種類。
ジョグダイヤル付きのソニエリ製ケータイSO905i
SO905iはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)製。ジョグダイヤル式の入力デバイス「+JOG」を搭載、上下左右キーの操作とは別にダイヤル操作を可能にしている。メールはインライン入力対応(文字の入力位置と変換入力位置が同じ)対応で、予測変換は「POBox Pro 2.0」を採用しており文字変換候補をタブ形式で表示する。
液晶ディスプレーにはソニー(株)の液晶テレビ「BRAVIA」の高画質化技術を採用。音楽再生においてはポータブルプレーヤー「WALKMAN」にも使われている低消費電力化回路技術「Virtual Mobile Engine」を搭載する。音楽再生を開始すると本体背面にキーが見た目に浮かび上がり、端末を閉じたまま再生や停止、スキップ/バックスキップといった操作が可能だ。
メインディスプレーは約3.0インチワイドVGA(864×480ドット/1677万7216色)表示のTFT液晶パネル、サブディスプレーには、約1.1インチ(128×36ドット)の1色表示有機ELパネルを搭載する。カメラはメインカメラとしてオートフォーカス機構付きの約320万画素CMOSセンサー、サブカメラには有効11万画素のCMOSセンサーを備えている。
連続通話時間は音声がW-CDMAで約230分、GSMネットワークで約230分、テレビ電話が約130分。連続待受時間は静止時でW-CDMAが約520時間、GSMが約300時間。本体のサイズは幅49×厚さ19.7×高さ110mm、重さは約134g。カラーは「ブラック」「ホワイト」「レッド」「シャンパンベージュ」の4色となる。
FOMA 90Xシリーズで最薄12.9mmのスリムケータイN905iμ
N905iμはNEC製で、900番台の全FOMA携帯電話機の中でも歴代最薄となる厚さ12.9mmのボディーを持つ。この薄さにもかかわらず、GSMネットワークに対応し、約3.0インチワイドVGA(854×480ドット/26万2144色)表示の「モバイルシャインビューEX液晶」やヤマハサウンドを搭載している。
サブディスプレーには、約0.8インチ(96×35ドット)の1色表示有機ELパネルを搭載。カメラはメインカメラとしてオートフォーカス機構付きの約320万画素CMOSセンサー、サブカメラには有効33万画素のCMOSセンサーを搭載する。
連続通話時間は音声がW-CDMAで約220分、GSMネットワークで約190分、テレビ電話が約110分。連続待受時間は静止時でW-CDMAが約630時間、GSMが約290時間。本体のサイズは幅50×厚さ12.9×高さ108mm、重さは約106g。カラーは「venus gold」「graphite black」「opal white」「bourgogne(ブルゴーニュ) red」の4種類。
残る3機種は2008年発売
なお、FOMA 905iシリーズの残り3機種のうち「Cyber-shotケータイ SO905iCS」「AQUOSケータイ SH905iTV」は2008年1月から2月にかけて、「VIERAケータイ P905iTV」は2008年2月~3月にかけて発売される予定だ。
お詫びと訂正:初出時、VIERAケータイ P905iTVの発売時期を2008年1月~2月としておりました。お詫びするとともに訂正いたします。(2007年11月17日)