台湾ASUSTek Computer社は15日、米AMD社から同日発表された最新グラフィックスチップ(GPU)「Radeon HD 3800」シリーズを搭載したグラフィックスカード2製品を発表した。今月23日より出荷を開始する。
ラインナップは「Radeon HD 3870」を搭載した「EAH3870/G/HTDI/512M」と「Radeon HD 3850」を搭載した「EAH3850/G/HTDI/256M」の2製品。価格はオープンプライス。予想実売価格は現時点では未定。
両製品は、DirectXの最新仕様「DirectX 10.1」に対応するほか、複数のグラフィックスカードをマザーボード上に装着できるマルチGPU機能「CrossFireX」に対応する。搭載GPUについての詳細は関連記事を参照のこと。
ASUSTek独自の映像高画質化ソフトウェア「Splendid」(スプレンディッド)や、ゲーム中などでも設定ウインドウを開いてオーバークロックやビデオチャットが行なえる「GamerOSD」に対応する。
各製品の仕様は以下のとおり。
- EAH3870/G/HTDI/512M
- グラフィックスチップ:Radeon HD 3870|
ビデオメモリー:GDDR4 512MB|
コアクロック:775MHz|
メモリークロック:1.125GHz|
メモリーバンド幅:256bit
インターフェース:DVI-I(HDCP対応)×2、Sビデオ出力×1| 必要拡張スロット:PCI Express x16×1で、隣接する空きスロットが1スロット分必要。
- EAH3850/G/HTDI/256M
- グラフィックスチップ:Radeon HD 3850|
ビデオメモリー:GDDR3 256MB|
コアクロック:668MHz|
メモリークロック:828MHz|
必要拡張スロット:PCI Express x16×1、上記以外の仕様はEAH3870/G/HTDI/512Mと同等。