このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ネットワークミュージックプレーヤー

レビュー:Pinnacle SoundBridge M1001

2007年11月14日 11時51分更新

文● 小原裕太

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

すべての操作はリモコンひとつでOK


 プレイリストの切り替えや曲の再生、音量の調整はもちろん、シャッフル/リピート再生など、すべての操作は付属のリモコンを使って手元で行える。さらに、アルファベットのみではあるが、ソフトウェアキーボードによる文字入力で、ライブラリ内の曲をキーワード検索する機能も備える。

 今回の検証は、iTunesに約5000曲が登録されたマシンで行ったが、ライブラリの曲目の読み込み時間、曲を選択してから再生が開始されるまでのタイムラグはともに1秒弱で、速度が遅いIEEE802.11bという無線LAN環境でもストレスなく曲を楽しめた。ただし、残念ながらiTunes Storeの著作権保護されたAACファイルは、錠のアイコン付きで表示され、再生できない。

 また、インターネットラジオの受信/再生機能も備えており、こちらはLANに接続さえしていれば、Macなしでも番組を楽しめる。

SoundBridge

メニューで「再生:インターネットラジオ」を選択すると、Macなしでインターネットラジオが楽しめる。リモコンで操作すれば、世界中の番組を受信できる

このインターネットラジオの登録のような入力の面倒な設定などは、Macからも行えるので活用するといい。


【Conclusion】
○  シンプルで高級感のある外観で設置場所を選ばない。リモコンひとつでiTunesのライブラリを自由に操作できる。無線LANでも安定して再生可能。

×  iTunes Storeで購入した多くの曲は再生不可。サウンドチェック(音量の均一化)機能がなく、iTunesの共有機能がそのまま使えないのは残念。

(MacPeople 2007年12月号より転載)


前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中