初日の動きは上々
通常木曜日に発売されることの多い家庭用ゲーム機だが、プレイステーション3(以下:PS3)の新モデルとなる40GB版が、日曜日の11月11日に発売となった。今回、発売されたモデルはPS2互換機能が取り除かれているとはいえ、ブルーレイディスクの再生機能も搭載して4万円弱と、これまでのPS3に比べると格段に安いのが印象的となっていた。
ショップの反応も上々で「ここ最近の動きがうそのような好調な売れ行き」とか「SCEはやばいかと思ったけど、なんとかなった」といったコメントを聞くことができた。とはいえ、この売れ行きが一時的なものではないかと考えるショップスタッフも少なくないようで、あるショップでは「初動は悪くなくて当然。PS3の初期モデル発売の時だって、売り切れていたじゃないですか」といった話も。
発売されたPS3のスペックになるがHDDの容量が40Gと既存の20Gと60Gの間に当たるもので、PS2互換機能がないことを除けば、20Gのパワーアップモデルとなる。
まだまだ、新タイトルが発売され続けているPS2への互換機能が除かれたことでSCEとしては、PS3体制に移行したいのではないかとも考えられるが、ユーザーがそれらの考えに賛同してついてこられるかが、今度の方向性を決めるだけにユーザー動向に注目していかなければならない。
なお、この日、本体と同時に発売されたワイヤレスデュアルショックコントローラーがある。こちらのコントローラーも新型モデル同様、セラミックホワイトとクリアブラックの2色となっている。
「真・三国無双5」も同時発売
PS3の新モデルの発売に合わせる形で発売されたコーエーの人気アクションシリーズ最新作「真・三国無双5」。PS3と発売日をあわせたにもかかわらず、PS3の独占タイトルではなく、Xbox 360とのマルチプラットフォームタイトルとなっている模様。
秋葉原での売れ行きを見る限り、どの店舗でもPS3版のほうが若干優勢となっているという。とはいえ、Xbox 360は先日発売となったAC6と同時に本体を購入しているユーザーがプレイ中ということもあり、明日以降に売れ行きが伸びていくと見ているショップが多いようだ。
「真・三国無双5」の発売に合わせて、ソフマップアミューズメント館、アソビットゲームシティ、メッセサンオー本店、メディアランドの4店舗の店頭では、開店と同時に同タイトルの体験会が行われ、週末の秋葉原の賑わいの一翼を担っていたようだ。
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