ネオジャパンは、Ajaxを活用して操作性を向上したWebメールシステム「Denbun(デンブン)POP版」を、11月14日から出荷開始すると発表した。
一般的なメーラと遜色ない使い勝手のWebメール
「Denbun POP版」は、Ajaxを使うことで、Outlook Expressなどといった一般的なメーラと遜色ない使い勝手を実現したWebメールだ。従来のWebメールでは実現が難しかったドラッグアンドドロップによるメールの移動や、右クリックメニューの活用ができるだけでなく、デザインも3ペイン構造の見慣れたものになっている。もちろん、メールの検索や自動振り分け、開封確認といったメーラに必要な基本機能も備わっている。
またユーザーがメールを読む際には、既存のメールサーバではなく、「Denbunサーバ」にアクセスする。Denbunサーバは既存のメールサーバからメールを取得し、「Denbunデータベース」に保存する。ユーザーはこのデータベースにアクセスすることでメールを読む。メールはDenbunデータベースに保存されている(メールをパソコンにダウンロードしない)ため、ユーザーはどのパソコンからでも同じ環境でメールを読むことができる。
また、ユーザーアカウントやメールの管理は、このDenbunサーバで一元管理できる。さらに、ユーザーアカウントの情報は、CSVファイルや、ネオジャパンのグループウェア「desknet's」からインポートが可能だ。
価格は、4万1790円/10ユーザーから、最大で315万円/5000ユーザーまで。Denbunサーバの対応OSは、Windows Server 2003とLinux(RedHatLinux9、RedHat ES3,4、Fedora Core 3)、クライアントはWindows XP/Vistaに加えて、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯3キャリアにも対応する。また、2008年3月末日まで、標準価格の半額でライセンス販売を行なうキャンペーンも展開する。
