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日本オラクル、「Oracle Business Process Analysis Suite」の最新版を発表

2007年11月09日 19時02分更新

文● アスキービジネス編集部

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日本オラクルは、「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネントである「Oracle Business Process Analysis Suite」の最新版を11月20日より提供開始する。


ビジネス・プロセス・ライフサイクルの完全な管理を実現


 「Oracle Business Process Analysis Suite」は、データベースと業務アプリケーションの中間にある統合ソフトウェア群「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネント。業務レベルとITレベルで相互にプロセスを改善し、コラボレーションできる機能を搭載している。BPMNとBPEL規格に対応して一般業務とITとの整合性を高めることにより、生産性や業務効率、イノベーションの改善を実現する。

 今回発表された最新版は、ビジネス・プロセスの分析、設計から実行・監視までを「Oracle SOA Suite」との連携で強化し、密接なコラボレーションを行なうことができる。これにより、企業の一般ユーザーはOracle Business Process Analysis Suite内でビジネス・モデルの作成と変更を行なうことができる。また、IT部門のユーザーはOracle SOA Suiteを使用してプロセスを並列的に監視、修正することが可能になった。同様に、IT部門のユーザーが加えた変更は、モデルへの組み込みが可能な改善提案として一般ユーザーに提示される。プロセスのライフサイクル全体を通じて、共通のProcess Blueprintフォーマットをサポートするため、業務上の要件の変化に迅速に対応し、ビジネス戦略と実施のギャップを削減し、生産性の向上を実現する。

 価格は118万1250円(税込)/Named User Plus(最少5ユーザー)。発売は11月20日を予定している。

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