ソニー(株)は6日、録音ファイル形式にMP3を採用したICレコーダー2機種を今月21日に発売すると発表した。ラインナップは、2GBのフラッシュメモリーを搭載した「ICD-UX80」と、1GBの「ICD-UX70」の2機種。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格はICD-UX80が2万円前後、ICD-UX70が1万5000円前後。
ICD-UX80とICD-UX70は、MP3形式でステレオ録音が可能なICレコーダー。最も録音時間が長い「LP(モノラル長時間モード)」で、ICD-UX80は約581時間20分、ICD-UX70は約290時間10分の録音が行なえる。
再生速度を2分の1倍速から2倍速まで、21段階に調節できるデジタルピッチコントロール(DPC)機能を搭載する。再生スピードを変えても、音程は自然なままに保てるという。
内蔵メモリー以外の仕様は2機種共通で、パソコンとの接続にはUSB 2.0(Hi-Speed)を使用する。レコーダー本体にパソコンに接続できるUSBコネクターを備えている。本体サイズは幅34.4×奥行き13.4×高さ99.0mm、重量は約48g(電池を含む)。電源は単4形乾電池または別売りのACアダプターを使用する。アルカリ乾電池使用時の電池持続時間はLP(モノラル長時間モード)で録音した場合約12時間。本体カラーはシルバー、ブラック、ピンクの3種類。
