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読んだらきっと試したくなる驚きのユーザビリティー

ここがポイント! Leopardの新機能に迫る

2007年11月07日 04時40分更新

文● MacPeople編集部

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7. ペアレンタルコントロール


インターネット上には、未成年に有害なサイトが数多くある。もちろん、暴力やポルノのサイトを遮断するフィルタリングソフトやプロバイダーのフィルタリング機能によって一部は遮断できる。Leopardでは従来の「ペアレンタルコントロール」が大幅に強化され、有害サイトの遮断のほか、使用履歴などを詳細にチェックできる。



ペアレンタルコントロールの設定


(1) 対象ユーザーを決める

Parental Control

ペアレンタルコントロールを使うには、Mac OS X上に2つ以上のユーザーアカウントが必要だ。一方は管理者権限を持ったユーザーということになり、そちらが他方のMacの利用を制限するかたちだ


(2) 設定画面を開く

Parental Control

(1)で対象ユーザーにチェックを入れて「"ペアレンタルコントロール"を開く」をクリックすると図の画面が現れる


(3) 使用するソフトを制限

Parental Control

「システム」タブでは、必要最低限の操作しか行えない「シンプルFinder」の設定や、使用を許可するソフトを決められる


(4) 「辞書」とSafariの設定

Parental Control

暴力やポルノなどに関連した単語やウェブサイトを非表示にできる。ただし、基準になるのは米国のルールだ


(5) MailとiChatの設定

Parental Control

制限を有効にすると、下部に登録したメールアドレスやiChatアカウント以外とのやり取りができなくなる


(6) 使用時間を制限

Parental Control

平日、週末の使用時間を使用を許可する時間帯を決められる


(7) 使用履歴を見る

Parental Control

制御対象のユーザーが操作した履歴を参照できる。履歴から閲覧を禁止するウェブページなどを設定可能だ



制限されたユーザーでログイン


(1) シンプルFinderで操作する

Parental Control

シンプルFinderではデスクトップにファイルを置けず、中央のウィンドウとDockで各種Finderの操作を行う。作成したファイルはDockに登録されている「書類」フォルダーに保存される


(2) 許可していないソフトを使う

前項(3)で使用を許可しなかったソフトは、管理者のパスワードを入力することで利用可能に変更できる


(3) 設定時間帯以外のログイン

Parental Control

前項(6)で「就寝時間」に設定した時間帯のうちは、ユーザーを切り替えることすらできない


(次ページに続く)

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