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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第27回

背筋をぐぅっと伸ばして「うにゃあああん」、“伸びネコ”を撮ろう!

2007年11月07日 00時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

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正面からカメラを見据えて「うにゃああん」

正面からカメラ目線の伸びを広角で。これで部屋が片付いていたら完璧だったのにっ(2005年5月撮影 ニコン「D70S」)

 起きたとき、どこかへ移動しようとするとき、飯を食った後など、猫は行動の節目節目に伸びをするのである。

 腕を前に伸ばして「うにゃああああん」と背筋を伸ばす。背中は猫背どころかエビ反り。そのストレッチが終わったら素知らぬ顔をしてタタッと行っちゃうし、そもそも伸びを始めるのは突然なので、伸びの瞬間をとらえるのは意外に困難なのだ。だからこそ可愛く撮れるとうれしいわけやね。



猫の伸びはタイミングを見計らうべし


 伸びで大事なのはタイミング。「うにゃああん」と伸びきって動きが止まった瞬間に撮らねばならないのだ。あ、伸びた、と思ったら即座にピントを合わせてAFロックし、伸びきった瞬間にシャッターを切る

 飼い猫の場合、伸びを目にするチャンスが多いのだが、室内は暗いので手ぶれに注意しなきゃいけない。ちなみに、上の写真はフラッシュを使いました。

 突然伸びられると、下の写真のように画面からお尻がはみでちゃったりするが、構図を決め直してると間に合わないのである。

仲良く並んでる猫を撮ってたら、突然1匹がお尻を上げて伸びを始めたので、持ち上げたお尻が切れちゃった。目がかわいい(2000年5月撮影 オリンパス「C-3030ZOOM」)

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