このページの本文へ

三洋電機、8GBメモリー搭載のICレコーダー「ICR-PS390RM」を発売

2007年11月06日 17時30分更新

文● 編集部 若林健太

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 三洋電機(株)は6日、ICレコーダー「DIPLY TALK」(ディプリトーク)シリーズの新製品として、8GBのフラッシュメモリーを内蔵する「ICR-PS390RM」を今月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万3000円前後。

ICR-PS390RM

ICR-PS390RM

 ICR-PS390RMはICレコーダーとして世界最大(6日現在、同社調べ)の8GBのフラッシュメモリーを搭載するのが特徴。内蔵メモリーは「一般領域」(4GB)と「セキュリティ領域」(4GB)の2つに分けられており、暗証番号を設定することでセキュリティ領域内の録音データの再生やパソコンからのアクセスを防ぐことができる。録音時間が最も長い「MP3モノラル(LP)」モードで一般領域・セキュリティ領域合わせて約1116時間の録音が行なえる。

 録音可能なファイル形式はMP3のほか、音楽CDと同じ44.1kHz・16bitのリニアPCMに対応。また、新たに開発された大口径・高感度マイクを搭載し、ノイズ低減を実現した。新マイクにより、2006年2月に発表された「ICR-S340RM」と比べて集音性が約3倍に向上しているという。

 そのほかに、「ごみ箱機能」を搭載。削除したデータは一度ごみ箱に移動してから削除する必要があるため、誤って必要なデータを消去してしまう危険性が減ったとしている。

 パソコンとの接続にはUSB 2.0(Hi-Speed)を利用。本体サイズは幅34.2×奥行き13×高さ119.7mm、重量は約49g(電池を含む)。電源は単4形乾電池×1本または付属ACアダプターを利用する。電池持続時間はMP3録音時で約25時間、PCM録音時で約9時間。

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中