「Intel版EPP」ともいえるオーバークロック向けDDR3 SDRAMの規格「Xtreme Memory Profile」(以下:XMP)への対応をうたった初のメモリ「TWIN3X4096-1600C7DHXIN G」がCorsairから登場、明日1日からT-ZONE.PC DIY SHOPで販売が始まる予定だ。
「XMP」は動作クロックやメモリタイミングなどの情報を収納するSPDにオーバークロック時の設定や動作電圧などを追加収納させるというもの。考え方はCorsairおよびNVIDIAの共同開発による「EPP」(Enhanced Performance Profiles)と同じである。
お馴染みのくし型ヒートスプレッダが特徴的な“XMS3 DHX”シリーズの製品となる「TWIN3X4096-1600C7DHXIN G」は、2GBモジュールが2本セットになった製品。「XMP」時のクロックは1600MHzで、電圧が1.9V、レイテンシは7-7-7-20。同社のウェブサイトによれば、インテル純正マザーの「Extreme」シリーズにおいて動作確認済みという。なお、JEDEC規格のSPDはクロック1333MHz、レイテンシは9-9-9-24。
明日から販売予定のT-ZONE.PC DIY SHOPでは「おそらく約13万くらいで販売する」とのことだが、詳細な価格は未定となっている。
