日本通信(株)は29日、PHS回線によるインターネット接続と、公衆無線LANのどちらも使い放題の通信セット「b-mobile ONE USBインターネットカード」を発売すると発表した。利用期間が6ヵ月と1年の2種類が用意され、発売日は利用期間が1年のものが11月2日、6ヵ月のものは12月発売。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格は1年のものが10万円前後、6ヵ月のものは6万円前後。
b-mobile ONE USBインターネットカードは、(株)ウィルコムの回線を利用するUSB接続PHS通信アダプターと利用権、日本通信の公衆無線LANサービスの「bスポット」の利用権がセットになったもの。利用期間内はどちらのネットワークも使い放題で利用できる。接続には無線LAN接続の制御なども含めたユーティリティーソフト「bアクセス」が付属しており、それを利用する。
このセットに同梱されるUSBアダプター「bモバイルUSBインターネットカード」は、同社がすでに発売している「b-mobile hours USBインターネットカード」や「b-mobile KuRiKa」などと同等。対応OSはWindows Vista/XP。PHSのデータ通信のみならMac OS X 10.4でも利用できるという。