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子育ての思い出をiMovieで残そう

リポート:ベビカム×Apple Store Ginzaに参加してきた!

2007年10月29日 19時41分更新

文● MacPeople編集部

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(株)デジタルブティックは13日、妊娠中もしくは赤ちゃんのいる人を対象とした「赤ちゃんとの楽しい生活 ベビカム×Apple Store Ginza 」イベントを開催した。「ベビカム」は、妊娠/出産/子育て時期の女性に向けた応援サイト。育児日記や子供の写真を掲載する「ベビカム日記」や、悩みや不安を全国のママ仲間に相談する「ベビカムコミュニティ」など、さまざまなコンテンツが用意されている。一方アップルは、iMovieやiPhotoを子どもの成長記録としても活用してほしい——こうした両者共通の方向性によりコラボレーションイベントが実現。その模様をリポートしよう。

ベビカム

Apple Store銀座店。iPod touch発売直後ということもあり、ストア内は大勢の客で賑わっていた

冒頭、「ベビカム」を運営する(株)デジタルブティック代表取締役の安西正育氏によるあいさつ。そのなかで、自ら出産に立ち会った話を披露し、「立ち会ったものの自分は何もできなかった。あらためて女の人の強さを感じました」との実感がこもった本音がチラリ。会場からも笑いが起こり、和やかな雰囲気に包まれた。

ベビカム

(株)デジタルブティック代表取締役の安西正育氏。以前はアップルジャパン(株)でマーケティングを担当した経歴を持つ

続いては、一男の母で本人も「ベビカム」会員である同社スタッフのデモンストレーション。ここでは、日記の作成方法や携帯電話からも手軽に利用できる点など「ベビカム」の基本的な使い方に加え、「掲載された写真を悪用されるリスクも伴うので、掲載する際は内容をよく考えてから」との注意点もレクチャーされた。

ベビカム

簡単な会員登録を済ますだけで、手軽に利用できる「ベビカム」。目指すはお母さん版の「mixi」だとか

前半最後のデモは、アップルジャパン(株)の小沢氏によるiMovieを使ったビデオ作成方法。参加者はMacユーザーだけではないので、iMovieを初めて見る人も多い。ドラッグ&ドロップで手軽に作成できる操作性を見て、時折歓声が上がっていた。

ベビカム

ムービーの取り込みから編集まで、一連の作業を紹介。10分足らずで完成度の高い作品が作れるということで、多くの驚きの声が聞かれた

30分の休憩をはさんで、「ベビカム」内で募集されたエッセイコンテスト受賞者発表。プレゼンターとして、恩賜財団母子愛育会総合母子保健センタ−愛育病院の小児科に勤務する加部和彦医師がゲストで登場した。

最後に、プリントした写真にカラフルな紙やステッカーを張り付ける「スクラップブッキング」の作成方講座。なお、今回の模様は10月31日にポッドキャストの「ベビカムサテライト」で配信予定だ。また、この講義中には撮った写真をパソコンに保存するのが7割に対して、プリントする人はわずか3割という興味深いアンケート結果が公表されていた。

今回のイベントでは、「子育てを楽しむ」というキーワードがところどころで聞かれた。ここには、仮に悩みや不安があっても、「ベビカム」を活用すれば解決の近道が見付かるだろうというメッセージが込められている。さらに、iMovieやiPhotoを使って子どもの成長記録を保存するという、子育てに対するアップルの提案──。実は筆者も2月に子どもが誕生する予定なので、今回のイベントで体験したことを生かし、来春から始まる子育てを大いに楽しみたいと思う。

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