3. セットアップ
新規インストールを終えてマシンを再起動すると、対話形式でセットアップを進められる画面が現れる。ここでは主に使うユーザーアカウントの設定とログイン画面などに表示される「ユーザピクチャ」などを設定可能だ。なお、アップグレード/アーカイブインストールを選んだ場合は次のページのセットアップ画面が現れる。
新規インストール後のセットアップ
(1) マシンが再起動する
Leopardのインストール完了後にマシンを再起動すると、おなじみのグレー地に濃いグレーのリンゴマークが中央に配された画面が現れる
(2) セットアップアシスタントが起動する
(1)の画面で数十秒待ち、黒字にシルバーのリンゴマークに変われば、Leopardを新規インストールしたボリュームから起動していることがわかる。旧OSなどが起動してしまった場合は、2ページの(15)の手順を参考に起動ディスクを切り替えよう
(3) 「Welcome」のムービーが再生される
Leopardのパッケージにも使われている紫の星雲のムービーが音楽とともに再生される。ちなみに、ここでマウスの右クリックや「control」キー+クリックすると、ムービーを一時停止にできるメニューを呼び出せる
(4) 「ようこそ」の画面が現れる
ムービーが終了すると、国名を選択する画面に切り替わる。インストール時に日本語を選んでいる場合は、選択項目は日本語のみ。「すべてを表示」をチェックすれば、ほかの国を選べる。通常は「日本」を選んで「続ける」をクリックしよう
(5) キーボード入力環境の設定
次に現れるのが、キーボード入力方法の設定画面。ここも「日本」を選んで「続ける」をクリックしよう。キーボードを使わずにマウスで入力したい場合は「キーボードの操作に慣れていますか?」のチェックを「いいえ」にすると、ソフトウェアキーボードのパネルが現れる。カナ入力に変えたい場合は「お好みの入力方法はどちらですか?」で「カナ」を選ぼう
(6) 「すでにMacをお持ちですか?」の画面が現れる
既存のMacの起動ディスクから情報を転送するかどうかを選ぶ画面が現れる。ここでは新規インストールを行うので「情報を今すぐ転送しない」を選んで「続ける」をクリックしよう。なお、移行作業には結構な時間がかかる。データを転送したい場合は、インストール後に「移行アシスタント」を使うのがお勧めだ(6ページ参照)
(7) 無線LANアクセスポイントの選択
無線LANのアクセスポイントからの電波を捕捉できる場合は、図のような画面が現れる。いつも使うアクセスポイントを選んで「続ける」をクリックしよう。「別のネットワーク設定」ボタンをクリックすると、イーサネット接続などを選べる
(8) Apple IDの入力
インターネットに接続している場合は、Apple IDを入力することで以降の住所入力の手間を省ける。Apple IDがなければ空白のまま「続ける」をクリックして先に進もう
(9) ユーザー情報の登録(i)
「ユーザ登録の情報」が現れるので、住所や氏名などを入力して「続ける」をクリック。登録をスキップしたい場合はこの画面で「command」+「Q」キーを押せばいい。右上のメニューでは、入力する文字種の変更が可能だ
(10) ユーザー情報の登録(ii)
ユーザー登録作業をそのまま進めた場合は、マシンの使用場所を選ぶ画面に切り替わる。自分の環境に当てはまる項目を選んで「続ける」ボタンをクリック
(11) ユーザーアカウントの作成
ユーザー登録を完了もしくはスキップすると、ユーザーアカウントの設定画面に切り替わる。ここでは「名前」「ユーザ名」「パスワード」などを打ち込む。「ユーザ名」のみ。あとで変更できない
(12) ユーザー画像の登録(i)
iSightを内蔵しているマシンでは、ログインパネルなどに表示される画像をその場で撮影できる
(13) ユーザー画像の登録(ii)
ユーザー画像はLeopardに付属する画像からも選べる。もちろん、あとからオリジナルの画像に変更することも可能だ
(14) 登録完了画面が現れる
ユーザー画像の指定が終わると、登録情報がアップルに送信される。ユーザー登録をスキップした場合は、ユーザー登録を促す画面が現れる。(7)でインターネットに接続しない設定を選んだ場合は写真の画面ではなく、時間帯と時刻の設定画面が現れたあとユーザー登録を促す画面になる
(15) Leopardのデスクトップが現れる
(14)の画面で「Go」ボタンをクリックすると、待ちに待ったLeopardのデスクトップ画面とご対面だ。奥行きを感じさせるDockと背景画像が見事にマッチしている
(次ページに続く)