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よろしくパソドック 第7回

【よろしくパソドック Vol.7】

眩しい彼は王子様!? 恋のアクセスランプは100W!

2007年10月29日 21時00分更新

文● 藤山 哲人

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(15) LED用の電線を基板にハンダ付けする(LED消灯・電球のみ点灯)
 基板のLED-IN端子のA側に赤い電線(プラス)と、K側に黒い電線(マイナス)をハンダ付けしよう。

Aには赤、Kには黒を接続

LEDはA(アノード)に+、K(カソード)に-を接続すると光る。逆につなぐと光らないので、このように極性を分けると後の手間が楽になる

 ただし、基板に直接電線を半田付けした場合、PC側のLEDは光らなくなり、電球のみが点灯するようになる。もしパソコン側のLEDも光らせつつ、電球も光らせたい場合は (16) の手順に従ってほしい。

(16) LED用の電線を基板にハンダ付けする(LED・電球ともに点灯)
 パソコン本体のLEDを点灯した状態のまま、電球も光らせたいという場合は、キットは別に買った抵抗を利用する。

とりあえず10kΩを接続して様子を見てみよう

上が10kΩ(茶黒橙)、下が1kΩ(茶黒赤)の抵抗

 とりあえずは、LED-INのA側に10kΩの抵抗をハンダ付けして、その抵抗にICクリップの電線をハンダ付けする。

LED-INのA側に抵抗を半田付け。ICクリップの電線は、黒をK側に、赤を抵抗のもう一方の足にハンダ付けする

 こうして抵抗を挟むことで、フォトカプラに流れる電流を制限して、パソコン側のLEDも同時に点灯できるのだ。抵抗を入れない場合は、ほとんどの電流がフォトカプラに流れてしまいパソコン側のLEDが点灯しなくなる。
 またほんとんどのLEDは、10kΩを入れればLEDと電球が点灯するが、ものによっては電球が点灯しない場合もある。その時には、抵抗を1kΩに変えて欲しい。パソコン側のLEDが若干暗くなるが、電球はバッチリ点灯するようになる。
 電線と抵抗をハンダ付けし終えたら、ショート防止のためにビニルテープや熱収縮チューブなどで絶縁を忘れないこと。

写真は熱収縮チューブによる絶縁

抵抗と銅線の露出部を隠すように絶縁する

(17) 電球とICクリップをすべて接続して完成
 すべてを接続し終えると、次の写真のようになる。

直径3mm、長さ20mmのタッピングネジで固定

すべてを接続し、木の切れっ端に固定したところ

 基板は、キットに添付されているスペーサ(金属製のチュープ)を使って、木の表面から5mmほど浮かせて固定する。気分が向いたら、電線なども固定して見栄えよくするといい。
 最後にカラー電球をソケットに差し込んで完成である!

長すぎる電線は、結束バンドなどでまとめておこう

LED接続用の電線が4本、PCに接続する電源、100Vのコンセントと合計6本の電線が装置から延びる

(次ページへ続く)

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